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2005/04/02

『バンジージャンプする』(14/100 '05)

   
イ ウンジュウが自ら命を絶ったと聞いたとき、かなりのショックでした。
大好きな女優さんだったし、将来が楽しみな女優さんのひとりだったから。
気の強いのと も芯が強いのともどこか違う、
凛とした美しさのある女優さんでした。
彼女が生前もっとも好きだと言っていた映画だと聞いて、
絶対見なければと思っていたの が本日の3本目、『バンジージャンプする』。
ネタバレします。


「究極の愛」は何なのか。それがテーマ。
生まれ変わっても愛せるか。たとえ年齢の壁があっても。
たとえ性別という障害があっても。

大 学生のインウ(イビョンホン)はある雨の日、恋に落ちる。
それがテヒ(イウンジュ)。
インウの恋は手探りで、おっかなびっくりで、でもそれだけに純粋。
ほ かの人ではだめ。お互いにそう確認し合って、インウが軍に行く日。
約束の場所にテヒは現れなかった。
待って待って、待ち続けるインウは、最後には諦める。

17 年後、インウは国語の教師になっている。
結婚してひとり娘をもうけ、社会的にも安定した成熟した大人の男。
ところが赴任先の高校で担任を受け持ったクラス にヒョンスがいた。
ヒョンスの発言、行動、何もかもがテヒを思い出させる。
インウは混乱する。本当にヒョンスの中にテヒがいるのかと。
でもヒョンスは男子 生徒。生徒に、それも男子生徒に愛情を抱く教師を、
周囲が放っておくはずもなく。

イビョンホンの演技がすべて。
高校教師として画面に 現れた彼を見たとき、ひどく驚いた。
朴訥で不器用で一生懸命で、あるのはただ好きだというきもちだけ。
お金も責任も地位もない。けれどテヒがいればほかに は何もいらない。
そんな大学生が、ほんとうに17年分の年月を重ねた姿で現れたから。
なんなんだろう。ただ見かけが17年分年取っただけじゃなくて、
ちゃ んとそこに17年分の人生が見えるような。
そんな雰囲気をまとうことができる役者はそうはいないと思う。

苦悩してからの彼もすごかった。
背中が泣いてる、握りしめた拳が泣いている。
涙を見せなくても、泣いているのがわかる。
涙を見せないから、よけいに痛くて切なくて。

ヒョンスが、「ひとめぼれは顔とか体とかが好みのタイプだってだけ。
でも恋は、ひとめ見た瞬間に知ること。やっと出逢えたと」と言う場面があるのだけど、これはしばらくあたしの名言になりそうだな。

余談ですが、これにもイボムスが出てまして、
これまたいぃ味を出してるんだよね。

バンジージャンプする バンジージャンプする

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/11/30
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