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2005/07/11

『サマリア』、2005年二度目

同じ映画なので勘定に入れないことにしますが、ほんとうなら今年51本め。
4月に見たときに、「時間をあけてもう一度見なくっちゃ」と思ったので見たのだけど、結局時間をあけてもう一度見ても、感想は書けそうにない。
ただ、前回よりもずっと涙がこぼれた。
以下、ネタバレします。


思い出したことは、つぎのみっつ。

サティのジムノ・ペディが使われていること。
チェヨンがいっつも笑顔、死んだときの顔も笑顔だったこと。
石が、後半たくさん出てくること。

石は、タイトルのサマリアともども、キリスト教的イメージを喚起させます。
娘が男と車の中で事に及ぼうとするときに父親が車に投げつけたのも石。
娘の最後の償いの相手にとどめを刺したのも石。
娘を心の中で葬って、彼女を埋葬したのも石の河原。
その河原で、黄色に塗って道路の代わりにしたのも石。

石は、罪人の未来を奪うと同時に、
娘の負の部分を葬り、
さらに娘がひとりでその先の人生を進むための道標になっている。

重い重い映画だということだけは、変わらない印象。

サマリア DVD サマリア

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
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