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2005/08/25

『微笑みに出逢う街角』(61/100 '05)

   
雨にも負けず、風にも負けず、映画館に足を運ぶバカたれは、
あたしひとりではありませんでした。
みんなけっこう向こう見ずなのね。思った以上に込んでました。

今年61本めの映画はカナダとイタリアの合作、
ソフィア・ローレンの100作目、そして彼女の息子が監督ということで話題にもなった『微笑みに出逢う街角』。


車いすの夫と暮らす主婦、新進気鋭のカメラマン、
類いまれな才能を持つチェリスト。
年齢も境遇も異なるこの三人の女性には、
それぞれに人には言えない傷があります。
この物語は、彼女たちがその傷を清算して、
自分の本当の居場所を見つけるまでのおはなし。

三人の女性たちは同じ町に暮らしていますが、
最後の最後までその人生は交錯しません。
けれど、その三人ともが出逢った少女がいます。
最後に三人が笑顔を振り向けるのも少女。
この少女が、彼女たちが人生をやり直すことの象徴のように見えました。
少女のような無垢な気持ちにもどって、ほんとうに自分がやりたいと思うことを、世間や人間関係のしがらみを気にせずに選び取ること。彼女たちの決断です。

元来は静かな静かな物語はとても好きなほうなのですが、
この映画にはなにかが足りない気がして。
圧倒的な存在感を誇るソフィア・ローレンに、
かえってバランスを崩された気がします。

個人的にはカメラマンのエピソードが印象的でした。
ケビン・カーターという、「ハゲワシと少女」という写真を撮り、
世間から批判をあびて自殺してしまったカメラマンを思い出しました。

エンドロール後の「おまけ」にはいつも感心するんだけど、
この映画のそれは悪趣味だな、と思っちゃったのがいけなかったのかな。
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