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2005/10/01

『シングルス』(78/100 '05)

1994年にフジテレビで放送された『29歳のクリスマス』を下敷きにした『シングルス』。
当時このドラマは見ていなかったし、キャストも知らなかった。
ので、かなり楽しんで見ることができました。
山口智子の役を『菊花の香り』『オーバー・ザ・レインボー』のチャンジニョンが、松下由樹の役を『情愛』のオムジョンファが、
柳葉敏郎の役を名バイプレーヤーのイボムスが演じてます。
以下、ネタバレ。


29歳で独身のナンは彼氏にフラれ、仕事でも左遷され、最悪な気分。
そのうえ雨に降られて、親友トンミとチョンジュンが共同生活する家に駆け込むものの、このふたりもそれぞれに悩みを抱えている。
トンミは男尊女卑を振りかざす上司に啖呵を切って仕事を辞め、
チョンジュンは若い彼女(『夏の香り』のハンジヘが、ぶりっこしてます)に二股をかけられている。

ある日ナンの前にスホンという証券マンが現れ、積極的にアプローチしてくる。
ふたりはつき合い始めるけれど、ナンは彼を心から愛しているのかわからない。
かといって、左遷された仕事に情熱を燃やしてるわけでもない。中途半端な自分。
スホンにプロポーズされて海外転勤についていくことにするが、自分がほんとうにそうしたいのかわからないナン。

そのころ、完全に彼女にフラレたチョンジュンを慰めるうち、
トンミは彼と関係を持ってしまう。彼女は妊娠するが、
チョンジュンは失恋から逃れるように春川に行くことを決める。
トンミはチョンジュンには何も言わず、ひとりで子どもを育てることを決心する。
そんなトンミを見て、ナンはスホンに頼って生きるのではなく、自分の足で立つことを決める。


漠然と、30前には結婚して平凡なしあわせをつかめると信じていた20代前半が過ぎて、社会的にも責任を負わなければならない年齢に差し掛かった29歳。
好むと好まざるとに関わらず、他者との関わりを勝手気ままに切ったり繋いだりができない年齢。
そんな年齢を懸命に、でも自分らしく生きようとする4人の男女の物語。

なにがどうというわけでもないんだけれど、なんだかすきな映画でした。
しばらくしたらストーリーなんて忘れちゃいそうなんだけど、あったかい想いだけ残る、というか。

チャンジニョンは、こういうちょっとコミカルな役がとても似合うなーと。
彼女に恋する証券マンを演じたキムジュヒョクは初めて見たような気がしますが、
決してハンサムでも好みのタイプでもないのに、なぜか目を引かれちゃうかんじです。
安心感があるというか、そんなかんじ。

今回大きく見直したのは、イボムス。彼の映画はずいぶん見ましたけど、
この映画の彼の役どころはいつになくまじめで、「いい人」の苦悩と、
「悪い人」になりきれない人の良さがよく出てました。
長髪でメガネをかけてて、着てる服もすごくおしゃれで、
惚れ直したというかんじ(笑)


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