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2005/11/20

『マイ・ブラザー』(94/100 '05)

なんだか『マイ・ブラザー』ってカタカナで書くとイメージじゃない。
やっぱり『ウリ ヒョン』がいい。
以下、ネタバレ。


ソンヒョンとチョンヒョンは年子の兄弟。
兄のソンヒョンは障害をもって生まれてきたため、母から偏愛されている。
弟のチョンヒョンはそのために少々ひねくれて育ってしまった。
高校ではふたりは同じクラス。優等生のソンヒョンと、問題児のチョンヒョン。
相変わらず、チョンヒョンは兄に対する屈折した思いを抱いている。

ある日、ふたりはミリョンに恋をする。射止めたのはチョンヒョン。
けれど、ソンヒョンもミリョンが好きだと知ったチョンヒョンは、ミリョンに別れを切り出す。

ソンヒョンはソウル大学医学部に入学した。チョンヒョンは浪人。
母は相変わらずソンヒョンのためだけに生きている。
そんな母が商売を始めようと手付金を払うが、建築業者が不渡りを出してしまう。
落ち込む母を見かねて、チョンヒョンはヤクザの片棒をかついで金を稼ぐことに。

そもそもは人のいいチョンヒョン。
知っている人たちを苦しめることに耐えられず、足を洗う決意をする。
けれど、それは少し遅すぎる決断だった。



さわやかな笑顔のポスターをよく覚えていただけに、
終わりかたはちょっと予想外でした。
チョンヒョンは、このあとどうやって生きていくのだろう。
ぜんぶ背負って押しつぶされないで歩いていくことは、彼には簡単じゃないはず。
でもきっと、エンディングの歌の歌詞のように、いつでも見守っていてくれるからだいじょうぶかな。

まったく正反対の兄弟、と宣伝されてますが、
じつはとても似てるなあという印象でした。
お互いに相手を手放しで受け入れることができなくて、
お互いが相手にすまないと心から思っていて、
そんな屈折した思いを素直に表すことができなくて、
そして母親を、ほかの何を差し置いても大切だと思っているところが。

タイトルは、やっぱり「ウリ ヒョン」であってほしい。
このことばを覚えていながら見続けて、
そしてようやく口にできる瞬間を待ちわびて、
そこに費やされた時間とそれまでの過程が、
チョンヒョンにとってのイニシエーションなんだな、と、そう思えるから。

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