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2006/01/08

『シンデレラマン』(3/100 '06)

『50回目のファースト・キス』と2本立てだったので、流れでなんとなく見ることに。
例によって、キャスト、ストーリーの予備知識なし。
「お、ロン・ハワード! おもしろそうじゃん」と期待が膨らむ。
と、画面にラッセル・クロウとレニー・セルヴィガー。
一瞬、帰ろうかな、などと思ってしまいました。
クロウもレニーも、じつはすきじゃないんですよ。。。
しかし『24』シリーズのロン・ハワードだしなーと見続けることに。
以下、ネタバレ。

ジム・ブラドックはプロボクサー。妻と、三人の子どもと、しあわせに暮らしている。
けれどケガが続き、ある日プロモーターから資格を剥奪されてしまう。
折しも世界大恐慌。プライドも何もかもかなぐり捨て、
日雇いの仕事でなんとか食いつなぐ毎日。

ある日、チャンスが舞い込んでくる。対戦予定者がケガをしたので、
代役としてヘビー級2位の選手と闘ってくれというのだ。
報酬は250ドル。迷わずに承諾するジム。
そしてその人生で2回目のチャンスを、ジムはものにする。
だれもの予想を裏切り、ジムは勝利を収めたのだ。

マネージャーはその勝利をきっかけにジムの資格を取り戻し、彼をリングに復帰させる。
日雇いの仕事をするのを辞め、トレーニングに励むジム。
次の試合にも勝ったジムは、とうとう世界チャンピョンと闘うことになる。
しかし相手は、これまでにリングでふたりの人間を死に至らしめた強者。
試合を棄権してくれと懇願する妻メイを振り切り、ジムはリングに上がる。

実話です。
まさに、アメリカン・ドリームを地で行った人です。
記者に「なんのために闘うのか」と問われ、ジムは「ミルク」と答えます。
そのとおり、彼が闘うのは、自分のためではなくて、家族のため。
愛する家族を養うため。

そして時代も、最下層で喘ぐ人々がジムに自分自身を重ね合わせて見るのを許します。
彼らはジムが失業者だったことを知っています。
生活給付金を受け取ったことも知っています。
その彼が、家族のために殴られても殴られても膝をつかずに闘う姿に、己の未来を託すのです。

途中から、クロウだとかレニーだとか、ほとんど気にならずに見てました。
確かにあたしはすきな俳優さんではないけれど、
おふたりともオスカー俳優ですから、やっぱりうまいです。

それに、音楽もけっこういいかんじでした。
ジムのルーツはアイルランドだそうで、
しばしばアイリッシュの曲が使われていて、
明るいのに影のあるアイリッシュ・フィドルの音が効果的に使われていたように思います。

ただ、痛かった。
『ミリオンダラー・ベイビー』でもそうでしたが、こういう痛いシーンの多い映画は、
見ているこっちが疲れてしまいます。
そのたんびに肩に力が入って、見終わったらくたくた。
こっちがあとで、ある意味よかったです。

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