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2006/04/23

『春香伝』(27/100 '06)

だいたいのあらすじは知っていた春香伝ですが、
ドラマ『快傑春香』にハマったこともあり、
一度きちんと見なくてはっ! そんなきもちでレンタル。

パンソリが流れる、というような下知識はあったものの、
むしろこちらがメインであるとは思っていなかったので、
最初はあっけにとられてしまいました。
最後まで見れるかなぁと軽く不安になりましたが、
あっというまに引き込まれてしまいました。

もともと春香伝はパンソリで語り継がれていたそうですが、
本作ではパンソリの公演を行っている、というのがメインの設定です。
そして彼の歌い語る物語が、観客に映像となって伝わる、そんな状況です。
ともかくもこのパンソリの歌い手がすばらしいと思ったら、
やはり、日本で言うところの人間国宝のかたなんだそうです。

パンソリをある一定程度の長さをもって聞くのは初めてでしたが、
物語を歌い聞かせるかんじと、観客が合いの手を挟んでいるかんじが、
なんとなく日本の浪曲を思い出させました。
映像で見てこれだけすごいのだから、生だったらさぞかし。
彼の歌いを生で聞いたら、こんなふうに映像が浮かんでも不思議はないな、
そんなふうに思いました。
ときどき観客席が映りますが、泣いている人もいたりして、
あたしなんか、ことばがわからなくても充分伝わってくるし。ともかくすごい。

物語の筋は、うっすらと知っていたことと大差はありませんでした。
ただ、春香は平民の娘だと思っていたら、妓生の娘でしたね。
あと、モンリョンはモンニョンと発音するのが正しいのだなぁということと、
漢字で書くと夢龍となるのだな、というのがわかった。
もひとつ、『快傑春香』のオープニングでチュニャンがブランコに乗ってますが、
これもブランコに乗る春香を夢龍が見初める、という話から来てるのだな、と。

ちょっとしたお勉強のつもりで見た映画でしたが、
思いのほか、期待以上におもしろい映画でした。
「おもしろい」の意味は、FUNNY ではなく INTERESTING 。

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