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2006/05/23

『僕の、世界の中心は、君だ。』(38/100 '06)

セカチューのリメイクとして、チャテヒョンとソンヘギョ主演、本国では
『波浪注意報』のタイトルで公開された本作を、試写会にて見てきました。
ソンヘギョがあまり得意でなくって、行く前はちょっと心配。
だがしかし。。。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


いやぁ〜〜〜〜、我ながら泣いたデス。
じつはセカチューは読んでもいないし見てもいない。
初恋の相手が死んでしまって、カセットテープだかウルルだかが出る。
そんな程度の知識しかなかったので、その意味では新鮮でした。
どれだけ原作に似てるのか、どれだけオリジナル度があるのか、
そのあたりはいっさいわからないのですが、ともかく泣けて泣けて。

学校中の憧れの的のスウンが恋した相手は平凡なスホ。
自分なんて相手にされるわけないとはなから期待していなかったスホは、
スウンに告白されて驚きますが、あっというまに彼女の虜に。
けれどしあわせな時間には限りがありました。
スウンは白血病に冒されていたのです。

というのが簡単なあらすじです。
言ってしまえば、ほんとうに芸のない、陳腐なストーリーです。
泣かせたいという制作の意図すら見えそうな、そんな映画です。

ちょっと間違えるとしらけてしまいそうなこのストーリーを彩るのは、
本筋の周りに散りばめられたエピソードと、それから風景。
スホの祖父の初恋の顛末と、スウンに無償の愛を注ぐ父親、
夫を亡くしたスホの母の小さな告白。
そして美しい釜山と巨済島の海と空。

出会うべくして出会っただれかと、添い遂げられない愛を育んで、
一生をその想いを抱えて生きていかなければならない運命を享受する。
抵抗を示すでもなく、忘れようと無理な努力をするでもなく、
自暴自棄になって排他な生活を送るでもなく、
ただ淡々と、そこにいるべき人のいない悲しみを
奥歯でぎゅっとかみしめながら生きていく。
初恋は、次の恋とは違う。無償で無条件で、美しい。だから、忘れられない。

自分よりも1週間はやく生まれ、先に逝こうとするスウンに、スホは言います。

「ぼくの一生に、きみのいなかった時間はない」

僕の、世界の中心は、君だ。 特別版 僕の、世界の中心は、君だ。 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
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