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2006/10/29

『アイルランド』(第10話)

もう、何をどう考えていいのやら・・・


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翌朝早朝、ジェボクは荷物をまとめてシヨンの家を出ていきます。

退院したジュンアは、朝食を持ってグクを訪ねます。
ベッドには、シヨンがいました。何があったかを察して凍りつくジュンア。
「ごめんなさい」 そう言って飛び出すジュンアを、グクは追いかけます。
「なんで謝る? 彼女と寝たんだぞ。いいのか!」

けれどジュンアは、答えます。「妬いている。でも、嫉妬する資格はないの」
ジュンアは、グクといるといつも悪いと思ってしまう、と言います。
すべては自分でまいた種だから、ひとりでなんとかしたい。別れて。
そう言うジュンアを抱きしめて、グクは言います。
ジュンアなしではダメなんだ、と。自分は、それほど強くはないんだ、と。
そのグクの体が熱いことに、ジュンアは気づきます。

ジェボクが出ていったことを母親に咎められたシヨン。
売れたとたんに男を捨てるのかと言われるシヨンですが、
シヨンは自分のほうがふられたのだと、そう答えます。

倒れたグクを、ジェボクが背負ってジュンアの車に乗せ、
三人はグクの家へと向かいます。その車中、ジュンアは決心を告げます。
拒んでいた DNA 検査を受ける、と。
ジェボクの記憶をすべて消したいと言うジュンアに、
ジェボクは「おまえは楽になれ」と言います。自分が苦しむから、と。

けれど、家についてグクをベッドまで運んだジェボクに
ジュンアが冷たく「帰って」と言うと、
ジェボクはグクが本当に死んでしまえばいいのにと思わずにはいられません。

ジェボクを、シヨンが訪ねます。帰ってきてほしいと言うシヨンに、
自分はもうとっくにおまえから離れたと答えるジェボク。

撮影が始まり、シヨンがホテルに滞在するようになります。
グクは、撮影のあいだはシヨンのエスコートをすると約束します。

ジュンアの DNA 検査の結果が出ます。
ふたりに、親子関係は認められませんでした。
それをジェボクの母に伝えに行ったジュンアは、
「それでもおばさんの娘になりたい」と言いますが、
ジェボクの母がほしいのは、実の娘ただひとりなのです。

グクに昼食に誘われてホテルに来たジュンアは、
ケガをしたジェボクに遭遇してしまいます。
足の傷にハンカチを包帯代わりに巻いて、グクが戻る前に去るジュンア。
けれどジェボクのために薬を買いに出たグクはジュンアに電話すると、
急な約束ができたからと、断りの電話を入れます。
ジェボクのもとに戻ろうかと考えたものの、やはり背を向けて去るジュンア。

その夜、病院でグクが来るのを待っているジュンア。
そのころグクは、傷けられ泣き止むことのできないシヨンについていました。
泣き止んでしまったらグクが行ってしまうことを知っているシヨンは、
泣いて泣いて泣き続けて、そうしてグクの右手の人差し指を握りながら、
泣きつかれて眠ってしまいます。

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ジュンアが「それでも娘になりたい」と言ったのは、
彼女に母親になってほしかったからなのか、
それともジェボクが兄であってほしかったからなのか、
あたしには、わからない。

シヨンがグクに何を認めて、何を欲しがっているのか、
そして、撮影が始まったあとですら、監督の部屋に通うのはなぜなのか、
これも、あたしには、わからない。

グクの、シヨンとの過ちも、
ジェボクの、グクに死んでほしいという願いも、わかる。
わかるけれど、頭ではわかっているけれど、心では理解できない。

そうして、

お互いに傷つけあって、この4人はどこに向かって行くんだろう。

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