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2007/08/22

『眠れない夜には星を数えて』吉野朔実

気が向くとふいと手に取る本に、吉野朔実の『眠れない夜には星を数えて』がある。
タイトルだけ聞くとどんなにロマンティックなんだろう、ってかんじだけど、サニアラズ。
吉野朔実さんは漫画家さんですが、彼女のエッセイです。
ついでに言うと、ロマンティックからは、かなぁり遠いところにある。

今日も今日とて、ついトイレに行く前に手に取っちゃって、
気の向くままにページをガバって開く。と、「背負い牡蠣」のとこが出てきた。

この「背負いなんちゃら」というのは、曰く
あるモノについて、人間には一生涯で食べられる量というのが決まっていて、
その量を食べちゃったら、どんなにすきでももう食べられないっていうの。
牡蠣がすごぉくすきだった人が、牡蠣にあたったあと全然食べられなくなったって、
そんな話をしたら、「背負い牡蠣を食べちゃったんだね」って言われた、と。

あたし、なんか最近「背負い生のトマト」を食べちゃった気がする・・・

生のトマト、昔はすきでよく食べてたのに、それこそ丸かじりしてたのに、
ここ数年は、なんか体が異様に冷える気がして好んでは食べない。
スープとか卵とじとか、トマトソースはすきでよく食べるし、
ケチャップに至ってはものっすごいすきで、フライドポテトとか、
ケチャップをすくうのにポテトを使ってます、くらいな感じだったりもして、
マヨラーに対抗してケチャッパーだって言うと、友だちから

「なんかケチャッパーってバカっぽい」

とか言われたりしてちょっとへこんだりするんだけど、生はイマイチ。
寿司も、同じ理由であまり食べない。冬場に食べると寒くて震えるんだもん。

でねでね、これを突き詰めていっちゃうと、
食べ物以外でも「背追いなんちゃら」とかありそうだなぁと思うわけ。
極端な話、生まれた瞬間に心臓が何回打つかっていうのが決まっていて、
その数を打ち終わっちゃったら死んでしまうのかなぁ、とかって。

そしたらきっと、背追い韓国ドラマとかもあって、
韓ドラを一生分見ちゃったら、もう何も見たくなくなるかも、とか、
背追い恋愛とかもあって、一生で恋愛できる回数は決まってるのかも、とか、
あ、これがあるなら背追い結婚とかもあって、これはゼロはやだけど、
1っていうのがいちばんいいんだろうなぁ、とか、背追い歩数とかもあって、
一生分を歩いちゃったら寝たきりになっちゃうのかなぁ、とか、
そしたらふだん、あんまり歩かないほうがいいなぁ、とかさ。

あ、あたしきっと、背追いミステリー小説を読んじゃった!

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