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2007/09/09

六本木で、チャンジン監督

台風の余波で大混乱だった先週の金曜日、
シネマート六本木で開催中の韓流シネフェスで、
チャンジン監督のティーチインつき『拍手するときに去れ』に行きました。

すでにこの作品は2回も見てるのですが、ティーチイン!
そう聞いて発売当日にぴあに並び、ゲットしたチケです。
それがあの台風。。。
飛行機飛んだかなぁと、朝から無駄にヤキモキしてしまいました。
幸い国際線は多少の遅延があったくらいで、監督も無事に来日。

最初に司会の方が「この作品をすでに見たという方」と聞かれて、
私は前のほうの席で後方は見えなかったのですが、「うわ」っと、
司会の方が驚かれるほどの人たちが、すでに鑑賞済みだった様子。

上映前に、まずはネタバレしない程度の紹介を、とのことで、
監督がひと言ふた言、お話されました。
黒のジャケットに濃紺のインナー、ジーンズにスニーカーの監督は、
手にはトレードマークのキャップを持たれていたのですが、
その左手の薬指に、きらっと光る結婚指輪!
個人的に男性の結婚指輪はすきなので、思わずニコニコして見てしまう。

3度目の鑑賞となる今回は、展開が頭に入っている分、細部に目がいきました。
セリフに集中することができたのも、収穫だったかな。
お芝居の人なので、セリフはムダにしゃべってないから、おもしろい。
映画に登場する放送局が JBC というのが何だかやけに気になったのだけど、
これはもしかして Jan Broadcasting System の略かなぁ、なんて思ったり。

上映後のティーチインは、いきなり質問でした。
作品のアイデアは、とくにある瞬間というのではなく、
いつどんなときでも浮かんでくるんだそうです。でもメモの習慣がないので、
何年も頭の中に残っていたものが、作品として世に出るんだとか。

この作品が世に出たのは 2005 年でしたが、
この年は彼のお芝居がもう一本(『トンマッコルへようこそ』)映画化され、
世間からは「チャンジンはもうネタが尽きた」と言われたようですが、
その後オリジナルで2本の作品を撮りましたし、来年も2本撮る予定だそうです。
どんな作品になるのかしら、楽しみです。

興味深かったのは、監督の作品にはアドリブはほとんどない、ということ。
リハを重ね、その過程でシナリオが書き換えられることはあっても、
カメラが回ったらリハ通りに撮影をするんだそうです。
これって、もちろん監督のタイプにもよるんでしょうけど、
なんだかすごく芝居的だなぁ、と思いました。
芝居って、稽古を重ねて絶妙のタイミングでセリフを言う訓練をして、
それを体に染み込ませて、いざ本番を迎えるでしょ?

こんな話なんかを、ユーモアをまじえながら飄々と答えていく監督。
「作品中で『いいな』と思われたところがあったら、
 それはぜんぶボクが指示したんですよ」なんて冗談まじりに言ったりして。

監督の雰囲気とか、話す内容とかを聞いて、なんとなくわかった気がしました。
ふだんのこの受け答えがすでに、監督の映画のセリフのように聞こえて、
こういう人ならあんな映画ができるだろうなぁと、妙に納得。

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