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2007/10/08

『ヘアスプレー』(64/100 '07)

10月4日、機会に恵まれて『ヘアスプレー』のジャパンプレミアに行く。
サブタイトル「踊る! ジャパンプレミア」とあるのが、ま、やや心配、と。

当日は5時から開場してたのですが、しがないサラリーウーマン、
そんな時間に行けるはずもなく、友人と会場入りしたのは6時半すぎ。
すでにほぼ満席で、2つ並んだ座席は後ろのほうの端っこしかなく。
しかし結果的にはこれでよかったのかも、、、

というのは、ほら、「踊る!」ですからね。

開映に先だって、まずはイベントです。
司会の方に紹介されて登場したのは主演のニッキー・ブロンスキー。
1曲披露してくれたあと、アダム・ジャックマン監督と、
劇中ニッキー演じるトレーシーと恋仲になるザック・エフロンの登場。
いやこれがすごかった。黄色い声援ならぬ、ピンクの悲鳴があちこちで。
おばさんは引きました。思い切り。エラいとこ来ちゃったなぁ、な気分で。
このピンクの空気はステージ上の、なぜか監督に伝染しちゃったようで、
めちゃめちゃテンション高く飛ばす監督。飲んでる? なくらい。

その後、振り付け師の真島さんがご登場、直接ダンスのご指導をなされ、
曲をかけて会場中が踊り狂うにいたり、おばさんドンビキでした。
もうとにかく、さっさと映画始めてくれよう、な気分。
ようやく映画が始まると後ろが静か。あれ? って振り向くと、人がいない。
生ザック目当てかよっ!

映画はもともと映画で、あ、つまり、映画がミュージカルになり、
それがまた映画化されたという流れなのですが、もとはまぁ B 級映画で、
ミュージカルでは当たったのでしょうが、映画に戻るとまた B 級です。
つまんなくはないけど、平凡なラブコメに人種問題が少々、ですかね。
人種問題がからんでるので、単純に笑っておしまい、にはならないとこがビミョー。
配給元のうまいところは、うっかり「人種差別」って宣伝をしてないとこ。
笑って歌って踊って、で、ハッピーになれる、という売り方ですね。
でも、ほんとにそれだけでいいのかね。わざわざ60年代のボルチモアなのに。
同じミュージカル映画で人種問題を扱う『RENT』に比べたら、差は歴然。
ああ、比べちゃいけないのか、な。
ま、某 Yah○○!の評価は尋常じゃないくらいに高いですから。

帰ってきて調べたら、ザック・エフロンって『スクール・ミュージカル』の彼ね。
あのときはくすんだ金髪って感じだったけど、いまはダークなので印象違った。
そっかぁ、彼って人気あるんだねぇーーー。悪ガキっぽい顔がいいのか?
おばさんは、またも首をひねるのであった・・・

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コメント

こんにちはー

見てきましたよ、ヘアスプレー。
私は楽しかったけどなー
ザ・エンターテイメントって感じで。
ステージのミュージカルはもう少し長いみたいだから
そっちも見てみたいなぁって思った。

客席がニコニコしてて、
一緒に見た人と「おもしろかったね」って言って、
歌いながら会場を後にするのも
なかなか価値のある映画のような気がする。
この映画(&原作ミュージカル)は
それだけの価値でもいいんじゃないかなー

人種問題や当時のボルティモアに興味ない人が
ほんの少しでも心に何かが引っかかればラッキーくらいで。

投稿: ツレ | 2007/10/22 11:26

ごめん、しばらく放置しちゃった。

そっか、そんな見方もあるね。
あの時代、一方ではバスボイコットをしてて、
ワシントン D. C. まで行進して、
I have a dream ... っていうスピーチがあって、

てなことを、どうしても思い出してしまうんだよね。
あえて軽く扱うことの不自然さを感じてしまったのだよ。
ある意味、職業病なのかもなぁー。

投稿: 音樹 | 2007/10/24 13:28

いろんな見方があるってことだよ。
持ってる知識や置かれた環境によって
映画も本も絵画も幾通りもの見え方があるから。

今回私は何の予習もなく「娯楽映画」と思って見たから
ミュージカルがロングランするのもわかるなーって思った。

楽天的な考え方で言えば
こうしてロングランになって時代を超えて上映されて
「こんな時代もあったんだー」ってみんなが思える世界になったら素敵だよね。
ま、夢ですけど・・・それは。

投稿: ツレ | 2007/10/25 17:14

ああ、確かにそうだね。
「そんな時代もあったよね」って、
そんなきもちで見れる日がくることが、
本当はいちばん大切なことなんだよね。
世界中で、だれもが、そんなふうに思える日。

投稿: 音樹 | 2007/10/26 23:33

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1960年代の米ボルティモア。女子高生のトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、最高にホットなテレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のレギュラーになり、憧れのリンク(ザック・エフロン)と踊ること。そんなある日、メンバーのオーディションが開催されると耳にした。だが、彼女には問題がひとつあった。歌唱力やダンスに申し分はないものの、体のサイズが人よりもビッグだったのだ。とはいえ、そんなことでめげる ... [続きを読む]

受信: 2007/10/19 20:06

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