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2007/10/28

『マウミ…』(73/100 '07)

『おばあちゃんの家』のユスンホくんは、何かと注目しておりまして、
なんだかんだと彼の映画は全部見てるということに、改めて気づく。
今回はエンドロールでもいちばんに名前が出てくるし、
事実上、彼の初主演映画と言ってしまってもよいのかな?
何はともかく、キレイに成長してくれているのがよろしい。

ところがところが、本作は正直言っていただけない。
せっかくの初主演だというのに、なんて陳腐な映画になっちゃったんだろう。
もちろん、ユスンホくんの出来が悪いというのではなく、
子役とイヌに頼り切った、どうにも救えない作品になってしまった。

物語は悲惨に幕を開ける。
父に死なれて、母に捨てられた兄と妹。
誕生日にイヌがほしいという妹のために、白ラブを盗む兄。
その白ラブにマウミと名前をつけ、かわいがる妹。三人の、兄妹のように。
ところがある日、不慮の事故で妹は命を落としてしまう。
やり場のない怒りをマウミにぶつける兄。マウミを捨てて、
釜山の母の元へ妹の死を告げに向かった兄は、そこで知る。
母が、自分たちをほんとうに捨て去って、アメリカに移住することを。

すべてに裏切られた兄は、孤児に物乞いをさせて上前をはねる男の家で暮らすことに。
そこに、兄を追って釜山にたどり着いたマウミが・・・
マウミを拒絶し続ける兄、彼を信じ、守り続けるマウミ。
どうしたらマウミの心は兄に届くのか・・・

とほら、あらすじ書いただけでどうにも陳腐だもの。

スンホくんは健気だし、妹は愛らしくて、マウミは忠実。
だからそれなりに泣けたりするんだけれど、
お涙頂戴の古典的展開に、なんだかげんなりしてしまったのであった。
確信犯的にさあ泣け、ほら泣け、もっと泣け、って、やりすぎだよなぁ。
まこれも、『アイスケーキ』と同じにファミリー映画なわけで、
こんなベタな展開も大目に見なけりゃいけないんだろうか。とも思う。

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