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2008年6月

2008/06/29

『オーバー・ザ・ムーン』(44/100 '08)

ヴィゴ・モーテンセンの『イースタン・プロミス』を見る前に、
気分をヴィゴで盛り上げとかなくちゃと思って、見る。
主役じゃないし、かなり前の作品ではあるんだけれども。

ま、かなりステレオタイプのストーリーではあるけれど、
ついずるずると不倫にハマる主婦を演じさせたら、ダイアン・レインはうまい。
『運命の女』でもそうだったけど、罪悪感を感じながら後戻りできないかんじ。

ヴィゴは、まぁ若い若い。それほどイイ男ではないけれど。
でも彼もまた、当時はこういう役が多くて、またそれにハマってたなぁと、
なんだかしみじみ思ってしまった。『ダイヤルM』とか。

しかし、これがあるから、いまの彼があるんだよなー。
あ、違った。『ロード〜』があるからか。たぶん。
しかし、『ロード〜』は、何があったから、あるんだ?
順番的にはやっぱこれとか、『ダイヤルM』とか『28デイズ』かぁ、、、

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『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(42/100 '08)

これはね、公開初日に見に行きましたよ。
折しも「トーホーデイ」でしたからね、1000円で。

前から「ありえねぇー」系の映画ではあったけれど、
今回はまったくもってありえないっ、って設定でしたが、
これはもう、いいのだ。インディだから、いいのだ!
あの、♪チャッチャラッチャー チャララー♪を聞いちゃったら、
劇場で大音響で聞いちゃったら、もういいのであぁ〜る。なんでも。

というわけで、インディは相変わらずステキでした。
もう一度くらい、見に行く予定。今度は細部を見るんだー。

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『花はどこへいった』(41/100 '08)

東京では岩波ホールで7月4日まで上映の本作を、
6月の最初のころ、試写で見ました。
ドキュメンタリーの本作は、ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の、
いまも後遺症に苦しめられる被害者を取材したものです。

映像は、正直なところ、直視に耐えられないものばかり。
けれどころが事実なんだと、心を奮わせて見なければならない、
見る義務が、知る義務が、あるように思います。
何度も言うけれど、こういうことに目を背けるのもまた、
加害者と同罪だと思うから。

もっとも印象に残ったことは、
だれひとり、恨み言を言わないこと。
戦争だったのだから、仕方がない、と。
だけどほんとうに、仕方のないことなんだろうか。
私たちは自身にそう問いかけて、生きなければいけない。

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2008/06/28

本日のとうさん

本日のとうさん
音樹さん、
ちょっとそこにお座りなさい。

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2008/06/08

『ラスベガスをぶっつぶせ』(41/100 '08)

トレーラーを見て期待してたので、早々に行ってみる。
もともと数字には疎いうえに、ブラックジャックのルールも怪しい(笑
21にすればいいんでしょ? くらいしか知らないもんだから、
「スプリット」とか言われても、「???」

でも、お話は単純で、そこそこスリルもあって、
恋も友情も描かれてて、最後にちょっとした謎解きもありの、
サービス精神満載の出来でした。けっこう楽しんだ。

法則はまったく理解できなかったのだけど、
ともかくカードをカウントして、確実に「くる」ときだけ賭ける。
確率もからんでるのかな。どんなカードが残っているか覚えてるのかな。
そのへんは、こんなふうにちっとも理解できてないんだけど、
それでもまあ楽しめたので、万人向けかなぁ、と。

主人公ベンの親友と、チームのメンバーのキャラが個性的でいい。
ケイト・ボスワースの変装もみどころ。かわいらしい。
ともすると若い演者だけで不安になりそうなところを、
ケビン・スペイシー演じる腹に一物ありそうな大学教授と、
その宿敵ローレンス・フィッシュバーンが、要石になってるか。

ところで、映画ではさかんに「これは合法だ」と言ってるけど、
合法な手段を使っている人を、カジノ側が、大損だからと
あんなふうに裏手に呼び出して拷問したりするのは合法なの?

個人的には、報復するほうも、仕返しするほうも、
利己的で私利私欲がからんでるので、ちょっと冷める。

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2008/06/07

『僕の彼女はサイボーグ』(40/100 '08)

『猟奇的な彼女』『ラブレター』『僕の彼女を紹介します』のクァクジェヨンが、
日本でメガホンを取った本作。今回もまた女優をプロモビデオ並みに撮るのか?

結果 → 綾瀬はるか、最高

いやぁ〜〜〜〜、かわいいっ!
こんなにかわいく撮れるなんて、撮影中、監督は女優に恋してるに違いない。
半ば真剣に、そんなふうに思うほど、この綾瀬はるかはかわいい。
男とか女とか関係なく、子どもとか年寄りとかも関係なく、
見る人みんなを魅了してしまうだろうなぁと、本気で思った。

そしてなぜか、小出恵介が途中からずーーーっとチャテヒョンに見えた。
ちっとも似てない気がするのに、不思議と似てる。なんだなんだ、どゆことだ?

日本のスタッフで、製作も日本で、キャストも日本人、セリフも日本語。
なのになぜか、韓国映画のにおいがぷんぷんとする、不思議な作品。
それは屋上部屋やゆで卵やおんぶだけのせいじゃない気がする。
クァク監督の遊び心から随所に散りばめられたパロディというかオマージュが、楽しい。
わかる人だけわかって、にやにやするのがよろしいかと。

個人的には全身白い衣装に身を包んだ伊武雅刀が、
とある誰かさんを思い出させ、心の中で大爆笑。
竹中直人もいい味だしてます。

タイムトラベルものですが、そこんところを深く考えると頭がおかしくなります。
ストーリーの通りに見て、理解して、深く突き詰めずに、単純に楽しむべし。

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『幸せになるための27のドレス』(39/100 '08)

『プラダを着た悪魔』のスタッフが贈る、というふれこみにつられて、
レディースデイを利用して公開初日に見に行ったわけですが。。。

なんだよ、ざっと調べたら、脚本家がいっしょなだけじゃん。
それで「スタッフ」とは、誇大広告なんじゃありませんか?

と、少々ムカっとくるくらい、ふつうのラブコメだった。
この程度なら、わざわざ劇場で見なくたっていいわ。

作品自体は、王道のラブコメではあるのだけど、
王道のラブコメには王道なりに、魅力的な女性主人公と、
その彼女が恋に落ちずにはいられないイケメンさんが出てないとお話しにならない。
その意味では、どちらも及第点はあげられても、手放しで合格ではないな。

『グレイズ・アナトミー』でブレイクしたキャサリン・ハイグルだけど、
スクリーンで主役を張るとなると、どこかパンチにかける。
相手役のジェームズ・マーズデンも、『魔法にかけられて』ではハマったんだけど、
なぁんかちょっと冴えない。髪型、なんとかならなかったんだろうか。
それより何より、なぜ妹にマリン・アッカーマンを使ったんだろうか。謎。

問題は、

1 母親を幼くして亡くした姉妹
2 姉はしっかり者、妹は男にだらしなく、無職で楽天家
3 ある日、妹は姉の想い人を寝取ってしまい、大騒動

というストーリー展開が、完全に『イン・ハー・シューズ』にかぶる。
もちろんこちらはラブコメじゃないんだけど、作品としては良質。
なもんだから、「ダメダメ」と思いながら比較してしまう。
軍配がどちらに上がるかは、火を見るよりも明らか。

残念だなーー。

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『ナルニア国物語第2章:カスピアン王子の角笛』(38/100 '08)

第1作を見たときに、全編ずーーーっと涙ぐんで見てたのですが、
今回も公開初日の夜に見に行って、やっぱりずっと涙ぐんでました。

なんだろう、これは。

別にお話に感動しっぱなしとかいうのじゃなくて、
そこにある、ナルニアが、という事実に感動してるんだな。
地下鉄の、走る列車の向こうにナルニアの海が見えた瞬間、
ああ、あるんだ、ここにちゃんとあるんだ、って、
すでに鼻の奥がつーーーんとしちゃって。
ルーシーが「タムナスさんはもういないのね」って言っても、
そうだぁ、タムナスさん、もういないんだぁ、、、って涙。我ながら滑稽。

今回のお話はカスピアン王子が主役でしたが、
ポスターで見てたときは「あんまカッコよくないなー」と思ってたのに、
実際に動く王子は、ものすごく王子でした。かっこいーよー。
次回も彼は出てくるので、楽しみです。

ほんとは、間の間隔をもう少し短くしてくれると興味が持続していいんだけどな。

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『再会の街で』(36/100 '08)

アダム・サンドラーというと、ついコミカルな役どころばかり思い出すけど、
その彼が、シリアスな役をやるというので、注目した作品。

自身のクリニックを持つ歯科医のアランは、家族にも恵まれ、
何不自由ない生活を送る「成功者」。けれど彼の心には、
ことばではうまく説明できない虚無感が渦巻いている。
そんなアランがある日、大学時代のルームメイト・チャーリーに再会する。
しかしチャーリーは、ある日を境にして生きる意味を失っていた。
世間に背を向け続けるチャーリーに再び顔を上げてもらおうと躍起になるうち、
アランは自身の心に真正面から向き合うことを迫られる。

といったような、かつて同じスタートラインに立っていたふたりが、
まったく異なった運命を歩んで再会し、境遇が違うようで、
事の大小は比べようもないほどの差があるにしても、
実は同じように現在の自分に愛想を尽かしかけている事実に直面し、
そっと、ゆっくりと、でも確実に、生き始める物語です。

自分の人生を歩くのは自分で、だれも代わりに歩いてはくれないけれど、
でも傍らに、批判的でも同情的でもない友がいてくれたら、
道は容易くはならなくても、少しは気が楽になるに違いない。

損得勘定抜きの学生時代の友人というのは、ありがたいものです。

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『once ダブリンの街角で』(35/100 '08)

ある意味、ミュージカル映画のような。
彼と彼女の、手が触れそうで触れ合わない、
純粋で壊れやすくて、だから一生忘れない、恋の物語。
歌うことが、いっしょに歌うことが、I love you の代わりになってる。
そんな気がする。

ダブリンの街角を、掃除機を引きずって歩く彼女がかわいい。

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『アフタースクール』(34/100 '08)

大泉洋くんに恋してる友人が当たった試写で、
これまたゴールデンウィークの後半に見る。

まだ見てない方、必ず見るように。

内田けんじ監督、前作『運命じゃない人』も「いい味だしてるなぁ」と思ったけど、
さらに磨きがかかってますよ。
説明すると非常に陳腐になるので、見てください。
だまされたと思って。だまされるから。あ、いや、あたしにじゃなく、監督に。
だまされることが、こんなに痛快なのかーーー、と思うから。

こんなに手を叩いて笑った映画は、『キサラギ』以来です。
あたしはもう一回見に行く予定ですよ。
こんどは、「ふふぅん」とほくそ笑みながら見るんだもんね。

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『ダージリン急行』(34/100 '08)

5月の映画の日に、メーデーで行進後に見に行く。
平日昼日中なのに、けっこうな人の数で、ほぼ満席。
この手のゆるゆる映画は好きなのだけど、ウェス・アンダーソン監督の
『ライフ・アクアティック』がまったくツボらなかったので、やや不安もあり。

冒頭にいきなり『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』のころのナタリー・ポートマンが、スタイル180度違う役柄で出るショート・ムービーが入って、
一瞬映画を間違えたかと不安になってしまった。

が、これが後々きいてくるんだ。さすがだね。

お話は、どうしょもないわがまま三兄弟のインド旅行で、
目的は三人を捨てた母親を訪ねる旅なのだけど、
仲直り旅行も兼ねているという、へんてこロードムービー。
ぐずぐずで、ゆるゆるで、だらだらで、へなちょこ。
仲直りとか言いながら、ちっともその気のない三人。
男子三兄弟って、こんなものなのかなー。女子にはわからん。

でも、ちょっとおバカで悲しくさせる三兄弟に、不思議と癒されてる自分。

アンダーソン監督の常連、ビル・マーレイとアンジェリカ・ヒューストンが出たときは、思わずほくそ笑んでしまった。

いい映画です。

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『少林少女』(33/100 '08)

チャウ・シンチーが製作総指揮で、なぜこうなった?

と、柴咲コウがかわいそうになった映画でした。
彼女は一生懸命がんばっているのに・・・
いや、彼女以外も、みんながんばっていたよ。
仲村トオルだって、江口洋介だって、みんなみんな。

日本人には、この手の「ギャグ映画」は作れないのだろうかと、
半ば真剣に思った。

とはいえ、日曜洋画劇場あたりで見ると、案外おもしろいかも。
でかいスクリーンでは、逆にしょぼく見えるのかもね。

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『フィクサー』(32/100 '08)

なんとなく自分の中で、『大いなる陰謀』と『フィクサー』がセットになってて、
どっちも見なくちゃ、でも『大いなる陰謀』はアカデミーノミネートだし、
こっちのほうが期待大かな? てな気持ちで行ったのだけど、期待が大きすぎたかも。

娯楽作品としては大変に楽しく見たのだけど、
アカデミーってほどではないだろう、という気がした。
ティルダ・スウィントンも、悪くはないんだけど、助演女優賞とるほどかな。
むしろ、トム・ウィルキンソンに助演男優賞をあげたい。

思うに、サスペンスにしたかったのか、人間ドラマにしたかったのか、
最後までどっちつかずっぽい印象を残したのがいけなかった気がする。
個人的には人間ドラマにしたほうが、結果的にはサスペンス要素も生きるかな、と。
そのわりには、ティルダのキャラがいまひとつ弱いかな。
ってか、トムに食われてるんだな、ジョージ・クルーニー含めて。

ま、シドニー・ポラックの遺作になったので、おまけで★4つ。

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復活間近

あまりにもあまりにも間が空き過ぎ、すでに「ブログ」ではない。

ですが、そろそろ復活の兆しが!

って、自分で言うのもなんなんですけど。
実は原因不明の咳に悩まされていて、毎日が咳疲れ。
咳ってけっこう体力使うんですねー、腹筋ついた気がする。

いちおう医者には通っていて、あらゆる検査とあらゆる薬を試しました。
レントゲンも血液検査もしたし、その結果、
肺癌、結核、気管支炎、百日咳、アレルギー、食道の炎症、
すべての可能性が否定されて、ひとまず安心はしたものの、
1週間ごとに順繰りに変えた薬は一つも効かずに、
あげくの果てにはお医者の先生に「早く治ってくださいよー」と言われ。
いやいや先生、早く直してくださいよ。

ともかく、相変わらず咳は止まらない。
しゃべらないと出ないのだけど、一言でも発しようもんなら、
けほけほけほけほけほけほ、空咳三昧。会話になりません。
香水のにおいとかご飯を調理しているにおいにも反応して、
映画に行きたいのだけど、ポップコーンで確実に咳き込むんだな、これが。

ま、とりあえず恐ろしい病気ではないとわかったので、
気長につきあっていきたいなぁ、と思ってます。
さすがにもう2か月弱も続いているから、対処法もわかってきたし。

というわけで、ぼちぼち。

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