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2009/11/13

あなたが寝てる間に…(58/100 '09)

サンドラ・ブロックの『あなたは私の婿になる』を見て、
なんとなく見たくなって、借りてみた。
もうだいぶ前(1995年!)の作品で、サンドラものすごく若い。

駅の改札で働いているルーシーにはあこがれの人ピーターがいる。
あるときホームに転落した彼を助けたところ、
彼の一族から婚約者だと勘違いされ、本当のことを言えず・・・
昏睡状態のまま目を覚まさないピーターを見舞ううち、
家族のいないルーシーはピーターの家族の温かさに焦がれ、
いつしかピーターの弟ジャックに想いを寄せてゆく・・・

と、言ってみればこれも王道のストーリーなのだけど、
それ以上に、映画の空気感というか、温かさに惹かれる。
ちょうどクリスマスから新年にかけてのお話なので、
寒々とした景色に色あせた木々、時折舞う白い雪だけの画面。
急ぐことなく、ゆったりと流れていく時間はまるで、
どこかの誰かの日常を切り取ったかのようで、
派手さもなければ、へんな格好つけもなく、いたってシンプル。
そんな中に、まったく違和感なくとけ込んでいるサンドラ。
そして何より、トークンのかわりにコロンと指輪を投げ込むシーン。
あああぁぁぁ、と、ここまでに完全にルーシーに感情移入している身には、
心がとろけるような演出。

サンドラはラブコメにハマるという意見には同意するけれど、
個人的には、ふつうの市井の人を演じているほうが好き。
本作や、『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』の、サンドラ。
大きな声を張り上げなくても、身振り手振りで感情を表さなくても、
いちばん、役のきもちが伝わってくる気がする。

そして、個人的にとても、ネコを飼いたくなった。
一人暮らしの彼女がネコを飼っていて、ネコ飼いたい病のあたしには麻薬のようだった。

クリスマスが近くなると、こういう映画を見たくなる。

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