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2009/11/16

最後の贈り物(60/100 '09)

だいたいにおいて、この手の映画には弱いのだ。
タイトルと冒頭の状況設定で、結末は読める。
その読めた結末に向かって一直線に進んでいくストーリー。
わかっているのだ。わかっているのに、どうしてこうも泣ける?
と自問自答したくなるほど、よく泣ける。今回も、よく泣けた。

いわゆる「子どもと動物」というほどには、子どもは小さくない。
この場合の子どもは、おそらく5歳くらいまでのことを言うのだろう。
本作では10歳の少女が出てくる。ちょっと大きい。
その意味では、泣かせポイントから少々ずれているのだが、
なまじっか状況を理解できるほどの年齢であるが故に、
幼いながら周りを気遣う気持ちに泣かされちゃったりするのだ。

タイトルは마지막 선물で、文字通り「最後の贈り物」。
そこに、「귀휴」という副題がついていた。調べると、「帰休」。
無期懲役で服役するテジュの「帰休」ということらしい。

「最後の贈り物」は、じつは3つある。
大きなひとつは、先述のように冒頭でお見通しなのだが、
ほかのふたつのうち、最初の「贈り物」はとても無慈悲だ。
そして、ふたつめの「贈り物」は、悲しくて、温かい。
このふたつめの「贈り物」が贈られた瞬間は、まぁ滝のように泣きましたとさ。

Okurimono_sub1

泣くという行為は、ある種のリセット機能や癒し機能を持つと思う。
だから人はときどき泣いて、そこでココロの治療をすべきだと思うのだ。
しかし、プライベートの出来事で泣くのは非常に疲れる。
ダメージが大きすぎて、しばらく立ち直れないことだってある。
リセットとか癒しとか言っている場合じゃないことのほうが多い。

であるからして、こういう映画を見て大泣きするのがよいのだ。
映画館は暗いから人目もはばからずに大泣きできるだろう。
エンドロールでなんとか涙と鼻水を引っ込められたら万事OKだ。
劇場を出るころにはすっかりリセットできて、ダメージも残らず、
また厳しい日常に戻っていけるというものだ。

泣きたい方、おススメです。

ところでこの映画はブロガー限定試写会にご招待いただいて観ました。
せっかくなので、写真素材を利用させてもらいました。
本作は、もうすぐ始まる韓流シネマフェスティバルで上映とのこと。
詳しくは、こんなかんじ。

Hanfes2009_poster

http://www.cinemart.co.jp/hanfes2009/
韓流シネマフェスティバル 2009 〜約束〜
2009年11月21日 〜 東京 シネマート六本木
2009年12月19日 〜 大阪 シネマート心斎橋

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