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2010年1月

2010/01/28

iPad、キターーーーー!

きたよ、とうとうきましたよ、iPad!

iPhone が出たとき、キャリアが違うからと購入をガマンし、
iBook の性能が恐ろしく時代遅れになってもじっと耐え続け、
ようやく噂の iPad が発表になったですよ! 待っててよかったぁ。

Twitter では名称予想をいくつか挙げていて、
iTab とか iWalk とか iBook とか iCom とか、
二音節だけど iPocket とか iSystem とか iPalette とか言ってみたけど、正解は iPad でした。
聞いてみれば、そうだよねー、それ以外ないよねー、です。

日本のアップルサイトは現在のところ何も変わっていないけれど、
米サイトではすでにトップ画面が iPad になっていて、もう見るだけでワクワク。

買います。予約します。もう待てません。
これまでの傾向を見ても、第二世代以降で性能アップ、値段も下がる、
でももう待てない、というのが本音。

これ買ったら、家の ADSL も解約しちゃおー。
専用カバーもかわいいわー。
Page も使えるなんて、便利じゃないのー。
iPod もいらなくなっちゃうかもしれないわねー。

なんてことを考えて、顔が笑っちゃいます。
あたしは地デジのテレビより iPad を買うよっ!


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2010/01/27

母なる証明(6/100 '10)

ポンジュの監督の最新作は、本人がそのつもりだったか定かではないけれど、
かなり原点回帰に近いのじゃないか、という気がした。
系統的には、『殺人の追憶』にとても近い作品という印象。
とても、あの『グエムル』を撮った監督とは想像しにくいかんじ。

もっとも、本作のアイデアはやはり『殺人の追憶』あたりからあって、
ようやくそれが形になった、というのが監督のいい方だったと記憶している。
陰鬱で、外に対してひどく閉じた町の、他者に対してひどく閉じた母と息子。
全体をおおう色彩は、そのまま物語のやるせなさとイコールの関係。

田舎の街で、ひとりの女子高校生が殺される。
頭を殴打され、とある家の屋上にこれ見よがしに置き去りにされて。
現場近くで発見されたゴルフボールから、犯人とされたのはトジュン。
母親とふたり暮らしで、障害をもつ青年だった。

警察はまともな捜査をしていない、弁護士も頼りにならない、
息子はしてもいない罪で拘留され、有罪を言い渡されるだろう。

息子の無実を信じる母親は、ひとり、奔走する。真犯人を見つけようと。

ココから先、ネタバレになります。


「衝撃的なラスト」とあちこちで言われているようだけれど、
映像を見ないで文字だけで伝えられたら、それほど珍しい結末ではない。
どこかで、何かで、見たような気がする。映画だったか、小説だったか。
その「骨格」を、誰にもまねできない脚色で見せるのが、
ポンジュノの、ポンジュノたる所以なんだろうと思う。

役名もなく、たんなる「母」として登場し、その立場を象徴する母親は、
障害を持った息子トジュンを、まるで5歳の子どものように溺愛している。
母親と息子の関係は、母親と娘のそれとは明らかに異なるものであるけれど、
たとえトジュンに障害があるとはいえ、この母親の過保護ぶりは目に余る。
けれどその理由も、物語の後半に明らかにされる。

年取ってから生んだ息子を女手ひとつで育てることに疲れ果てた彼女は、
トジュンが5歳のときに無理心中を計ろうと、彼に農薬を飲ませていた。
トジュンの障害がそのせいなのか、それとも障害があったから無理心中を決意したのか、
それは映画では語られないけれど、とにかく彼女は、死ぬことに失敗してしまう。
それ以後、彼女はトジュンを守るためだけに生きている。
鶏をほぐして茶碗に乗せてやり、薬草を煎じてクスリを作って飲ませ、
バカにされたら倍にして返せと教え、夜は添い寝して寝ている。
それが、彼自身を窮地に追い込み、彼女自身をも破滅させるとも知らずに。

結局、トジュンは母親の教えに従っただけなのだ。
それに気づいたときの、母の狼狽。息子を守るためしたことが、
息子自身の手を汚すことになったと知ったときの母の絶望。
そうして、彼女は自らの手を汚すことになる。真実を隠蔽するために。

隠蔽された真実のためにトジュンの身代わりになったのは、別の、障害をもつ青年だった。
素人が簡単に見つけ出せるような証拠も見逃して、まともな捜査もしないまま
障害者を犯人として逮捕する田舎警察も如何なものかと思うが、
その青年に会いにいき、彼には両親がいないと聞いて号泣する母親の涙は、
絶望だったのか、それとも安堵だったのか。空恐ろしい瞬間だった。

でもここで、物語は終わらない。
釈放されて家に戻ってきたトジュンは、無邪気に言ってみせる。

「きっとアジョンを屋上に置いたのは、気づいてほしかったからだよ。
 アジョンが血を流しているよー、だれか病院につれてってよー、って」

それこそが、トジュンが苦労して彼女を屋上に引きずり上げた理由。
こんなことをトジュンがどこかで言ってしまえば、何もかもが水の泡。
トジュンが疑われ、あの青年が釈放され、・・・

不安に苛まれる母親に、さらなる追い打ちをかけるのは、
トジュンが見つけてきた母親の鍼灸用の針ケース。
これこそが、彼女が自らの手を汚した証拠となるもの。
いまや、引き金に指をかけているのはトジュンだと、母親は思い知る。
自分が命をかけて守ってきたものが、この不安定なトジュンの人差し指にかかっている。
トジュン自身の命運も、自分の命運も、すべて、どこで何を言うか、いつ気まぐれに、
そうとは意識せずに罪を告白してしまうかわからないトジュンにゆだねられている。
5歳のあのときのことを突然思い出し、自分に農薬を飲ませたと言って、
警察で大声で自分を責め立てたときのように。いつか。どこかで。

この映画の骨格がたとえほかの何かに似ていたとしても、
それ以降の、この母親の想いを描いたことで、この映画はほかと一線を画している。

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2010/01/26

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女(5/100 '10)

映画の宣伝が深夜のテレ朝で流れ始めたころ、
複雑なストーリーっぽいので予習したほうが良いかもと思いたち、
シリーズ全作を図書館で予約。ちょうど年末年始に第1作を読みました。

こちら〜〜

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Book ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

著者:スティーグ・ラーソン
販売元:早川書房
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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Book ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

著者:スティーグ・ラーソン
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読み終えて冷静に考えてみるとハードボイルドの匂いがぷんぷんするのだけど、
読んでいるときには、そんなことはほとんど思わなかったのが不思議。
とはいえ、ハードボイルドをたくさん読んでいるかと言えば NO です。
イメージだけでモノを言ってます。(ごめんなさい)

探偵がとある一族の秘密を探る依頼を受けるものの、その過程で命を狙われる。

恥ずかしながら、あたしのハードボイルド的イメージはそんなもの。
バカの一つ覚えのごとく、チャンドラーの世界です。

小説『ミレニアム』では、探偵ではなく一族の秘密を探るのは記者。
とある裁判で名誉毀損の有罪判決を受けて雑誌社を一時的に退き、
その間に、とある陸の孤島で起きた失踪事件の調査を依頼されて引き受ける。
粘り強く調べていくうちに、彼は新たな事実を次々と発見していく。
ところがそれを快く思わない人物が・・・

というあらすじだけを書くと、ハードボイルドっぽい。
でもじつは、フィリップ・マーローはこの記者ではなくて、
映像記憶能力を持つ天才ハッカー、リスベット・サランデルなのです。

そう、読んでいる最中にハードボイルドの「ハ」の字も出なかったのは、
彼女がマーローにもかかわらず、その身なりはハードボイルドよりハードロック、
しかもコンピューターを駆使して、自ら動き回るというよりは部屋に引きこもり、
世界になんて1グラムの興味もなく、ひたすら気配を消して生きることに腐心しているから。
あまりの頭の良さと、黒ずくめでバイクにまたがる、贅肉のない無表情のサランデルを見て、なぜかターミネーターを思い出したのは、あたしだけでしょうか。
でもこれが、格好いいんだなぁ。

その格好いいサランデルを、劇場で見てきました。
小説は前後編の長編なので、小さなエピソードがだいぶ省かれ、
登場人物同士の繋がりも簡略化され、さらに出てこない人もいました。
が、153分があっという間と感じさせるほどに凝縮された物語となっています。
アメリカやイギリスの名前に慣れている身には、スウェーデン名がちょっとネック。
誰だっけ、誰だっけ、と思っている間に物語から置いていかれる危険性アリ。
なので、そこはあまり気にせず、「あ、一族郎党の方々ね」くらいに思うのが良いかと。
それから、パソコン関係の技術に疎いと、やっぱり置いていかれる危険性アリ。
小説ではこのあたりについて丁寧にことばを尽くされているところですが、映画では限界かな。
先に小説を読んでおくと、そのへんは少し解消されると思います。
小説を読んでしまうことでおもしろさが半減する、ということはないので大丈夫。(のハズ)
ただし小説では、名前で男か女かピンと来ない場合もあり、
加えてクローネという通貨の単位のおおよそのイメージがないと、
金額の大小が現実味を伴って迫ってこないので、どちらにもメリット・でメリットはあります。
(ちなみに映画では、〜クローネの字幕の下に日本円にした金額が出ていて親切)

ようやくシリーズ2冊めを読み終えたところで、いま3冊めの到着を待っています。
その、シリーズ2で初めて明かされる謎のヒントが、映画には挿入されていました。
ちょうど、その謎が小説で明かされる直前に差し掛かっていたので、
「なんだぁ、そういうことだったのか!」と思いましたが、ちょっと残念でもありました。
小説でドキドキを存分に味わいたい向きには、
シリーズ2を読み終えてから劇場に行ったほうがいいかも・・・

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ゴールデンスランバー(4/100 '10)

伊坂幸太郎の小説にハマったのはちょうど一年くらい前。
それからむさぼるように、できるだけ出版年順に読み進めて、いま『あるキング』まで到達。
いくつもの作品が映画化されているけれど、観たのはじつは『重力ピエロ』だけ。
でもそれだけで、伊坂作品の映画化は「途方もなく難しい」と思い込んでしまいました。。
入り組んだ世界観、多用される音楽と映画の引用、文字だからできる仕掛け。
そんなものをキチンと映画化して、なおかつエンターテイメント作品に仕上げる。
その難しさは、きっと計り知れない苦労を伴うだろうと。
だから期待もホドホドに・・・ そんな気持ちで向かった試写会。

ところが、この『ゴールデンスランバー』には驚かされました。
確かに、比較的時系列順に進んでいく物語ではあるけれど、
それでもなお、ものすごい数の登場人物が入れ替わり立ち替わり登場して、
2日間あまりの、でもとても濃密な時間を疾走するような物語。
それを、とても見事に映像化した、というのが第一印象でした。

当初、配役を聞いたときには少々首を傾げたりもしたけれど、
作品を見てみれば何とも説得力のある配役でした。堺雅人も竹内結子も。
ともすれば単なるアクションサスペンスになってしまいそうなところを、
この配役陣が見事に笑いを交え、ノスタルジーを喚起させているかんじ。
ほのぼのとして、急いだり人と自分を比べたりしない、でも押しの弱い印象が拭えない。
そんな青柳くんを、基本笑顔の堺雅人がやったのは、やっぱり正解でした。
彼と別れて晴子が結婚したのが、安定を絵に描いたような大森南朋というのもぴったり。
とりわけ、ほんの少ししか出てこない伊東四朗の存在感と言ったらもう!
そして、作者自身がそのイメージで書いたというキルオ役の濱田岳。
書き連ねていったら切りがないので、この辺で止めておきますが。

2時間半に迫ろうかという長い作品なのですが、あっという間でした。
もちろん、この2時間半でも、原作のエピソードを全部描くことはできません。
それでも、笑って、泣いて。大事なところは全部つまっていた気がします。
最後、晴子のクールな娘、七美ちゃんのエピソードの泣けること!
(試写会場からは、ここでも笑いが漏れていましたけどね・・・)

小説とは違って、ちゃんとビートルズの「ゴールデンスランバー」が聴こえる。
誰かが聞いている、誰かが歌っている。映画の、それが良いところ。



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2010/01/25

革の一日体験でコインケース

人には、なんとなく満足いかなくて買い続けてしまうものがあるように思います。
コートだったり、靴だったり、携帯だったり・・・
あたしの場合それは、石けんと、バッグです。
石けんは、使ってみて、一応満足はするんだけど、固定できない。
バッグは、頭の中にあるイメージに合致するものを探し続けてる。
結果、石けんジプシー、バッグジプシーと化している、というかんじ。

バッグについては、ものすごく特別なものを探しているのではなくて、
むしろシンプルなものが理想なのだけど、もしかしたらシンプルすぎるのかも。
いろんなブランドのショップを巡ったし、ブランドじゃないものも試してみた。
けっこういいかな、と思うものもいくつかあったけど、やっぱり満たされない。
家には使わないバッグの山があって、ようやく年末に半分くらい処分した。

もう理想のバッグには出会えないのかな?

諦め半分でそう思いながら、手持ちのバッグを処分した気がします。

ところが、年明け早々のある日、図書館で偶然手にしたのが、この本。

革の手作りバッグ 手縫いでできる革のバッグとこもの

そうか、バッグを作るっていう選択肢もあるんだ!

と、ほんとーーーに目からウロコでした。
いままで、布のバッグは作れそうかも、と思ったこともあったけれど、
革のバッグを作るという発想が、あたしの中には皆無だったのでした。

そうか、作ればいいんだ、理想のバッグ!

思い立ったが吉日のB型、つい道具一式揃えそうになる。
が、自分が飽きっぽいのを知っているB型、おおいなる不安に襲われる。

この本を見ただけじゃ細かいことはわからないし、自分で解決もできない。
何より、どこかでまず体験して、自分に合っているか、楽しいか、確かめなくちゃ!

というわけで、そうそうネットで検索したところ、
ちょうどいい距離感のところにある「革クラフト工房アトリエ・アミーチ」さんで一日体験ができるとのこと。
さっそく申し込んで、この土曜日に行ってきました。

作ったのはコインケース。2枚の革を選んで、手縫いでちくちく。
選んだのは、サーモンピンクと限りなくブラックに近いグレー。
ボディー部分をサーモンピンクに、フタ部分をグレーにして、
それぞれの部分を、互いの色に近い色の糸で縫いました。グレーにピンクが目立つ!
およそ3時間くらいで出来上り。

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ああすればよかった、こうしたらよかった・・・
裏面に入れた刻印は、ひとつ貫通しちゃったし・・・(汗

なんて、思うところはたくさんあるけれど、何より無事に出来上がったことが嬉しい!
ちょっと大きめなので、コインではなく目薬や口紅を入れられそうかも。
でも、もったいなくて、しばらくは使えないかもしれませんっ

ものすごーーーく楽しかったので、
さっそく月1のコースに申し込んできちゃいました。うふふ。
バッグまでの道のりはとてもとても遠いけれど、がんばりますっ!

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2010/01/22

食堂かたつむり(7/100 '10)

順番が前後してしまうけれど、記憶の新しいうちに・・・

昨夜は、友人のご相伴にあずかりまして、『食堂かたつむり』の完成披露試写会に行く。
上映に先立って、主演の柴咲コウさん、ブラザートムさん、
余貴美子さん、そして富永監督の舞台あいさつ。特別ゲストにブタのエルメス。
ちょっと時間に遅れていったらすでに3階席で、お顔なんてほとんど見えませんでしたが。
映画の紹介や、どんなゴハンに癒されるか、などをお話くださいました。
ブラザートムさんの、「家族4人で食べたら何でも美味しい」という言葉が印象的。
柴咲コウさんのゴハンは、「風邪気味のときに作って食べた雑炊風七草がゆ」だそう。
お忙しい方なのに、きちんとゴハンを作られるなんて、偉いなぁーと感心。

さて、肝心の映画は、こんなかんじ。

あらすじ
母親との確執から中学で家を飛び出した倫子は祖母のもとで育つ。
祖母から、おいしいゴハンはココロを癒すと教えられた倫子。
いつか自分のお店を持ちたいと、恋人とバイトしながらお金を貯める日々。
ようやくお店候補の物件を決めたころ、恋人と暮らす家に帰った倫子は呆然。
そこは、もぬけの殻。お金も家財道具も、何もかも、彼は奪って消えてしまった。
恋もお金も夢も、そして声さえ失った倫子に残されたのは、祖母の形見の糠床だけ。
傷心の倫子は実家へ戻り、食堂かたつむりを始める。
倫子の作るゴハンは不思議。食べると、なぜか夢が叶うから。
ゴハンを作って誰かのココロを癒す倫子。でも、倫子のココロは癒されないまま・・・

正直言うと、小説はまったく好きになれなかった。
あとから知ったのだけど、賛否両論、大きく分かれている作品のよう。
あたしはその、「否」の感想をもったほうだった。
「好きでも嫌いでもどちらでもない」ではなくて、もうはっきり「嫌い」だった。
嫌悪感すら抱くほど。なぜこの本が評価されて、映画にもなるのか、本当に疑問だった。
ストーリーがどうとか、エピソードがどうとか、というのではなくて、
なんというか、姿勢というか、それが自分には受け入れられないと思った。

映画になって、相変わらずナナメに見てしまう自分はいたけれど、
ものすごくイヤだと思った部分が、かなりマイルドになっているなぁと思った。
それはひとえに、柴咲さんと余貴美子さんの姿なのかも。
シュウ先輩が三浦友和なのも、イメージまんまでよかった。

確かに、ゴハンはすべての基本なのだ。
ココロがささくれ立っているとき、丁寧にゴハンを作って食べることは、
あるいは食べさせてあげること、食べさせてもらうことは、
だれかが何も言わずにそばにいてくれるのと同じで、じんわりと癒される。
倫子が声を失って、手仕事を黙々と、せっせとする姿は、
『西の魔女が死んだ』の魔女修行を思い出させた。
舞台挨拶で奇しくも柴咲さんが言っていたように、
自分のためのゴハンはつい手抜きがちになってしまうけれど、
誰かのために作るつもりで、きちんとやるように心がけることは、
ほんとうに大事なことなんだと思った。

私は泣けなかったけれど、会場は温かい涙を流していた人がたくさんでした。
そしてきっと、お腹がすいて、おいしいゴハンを食べたくなった人も、多数。



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2010/01/13

よなよなペンギン(3/100 '10)

レイトン教授同様アニメでしたが、これがまた、まったく違う系統でした。
子ども向けのような気もしますが、テンポは大人向けという感じで、
凝り方も子ども向けではないように感じました。
色の使い方が独特で、ジブリのようなホワリ感はなく、ピクサーのようなリアルさもなく、
原色をキラキラ使っているような、でも画面全体は少々暗め。
なぜか、爆笑問題の太田さんが声をやっているザミーが出てくると、
(決して似ているわけではないのに)桃太郎電鉄のボンビーを思い出しました。
音楽のせいかな?

ペンギンのお話なのだと思っていたら、勧善懲悪と友情のお話でした。
さらに宗教ごちゃ混ぜのところなんかは、おもしろく見ました。
こういう発想は、出そうでなかなか出てこないと思う。
エンドロールの曲も、劇場を出てもしばらく頭の中で鳴ってました。


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映画 レイトン教授と永遠の歌姫(2/100 '10)

友人のひとりに大泉洋氏の子猫ちゃんがいて、
さらにフリーパスもあるしで、見てみることに。

見事に子ども向けの作品となっておりました。
ゲームはやったことはないけれど、謎解き謎解きなのでしょうか。
映画では、ストーリー重視で、謎解きは冒頭の少々でした。
大人にはちょっと物足りない謎解きでありました。
子ども向けといってもジブリやピクサーとも違う系統で、
なんというか、ポケモンでも見ているような感覚でした。
大人がひとりで見るには、ちょっとキツかったかな。

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2010/01/12

のだめカンタービレ 最終楽章 前編(1/100 '10)

去年の11月ころからコンタクトの調子が悪くてメガネ生活で、
それに伴うように映画を見る回数が大幅に減少。
コンタクトでないと字幕がよく見えないから。
今年に入って眼科に行って、とりあえず病気というわけではなく、
乾燥した季節なのでドライアイがひどくなっただけとわかり、
ヒアレインを手放さないようにしてコンタクト生活復活!
ようやく昨年末にゲットした1か月フリーパスポートを使えました!

3連休のうち1日は映画の日にしようと、
いちばん時間ロスの少ない流れを組んでみたところ、
10時15分から16時45分で、3本の映画を見られることが判明。
すべて日本映画で、字幕を読む必要もないので、少々安心(気休めだけど)

のだめはコミックのファンだったので、
千秋さまに玉木さんがキャスティングされたときは抵抗があったけど、
彼以外はちょっと考えられないくらいハマってると思う今日この頃。
当時は、そういえばV6の岡田くん、なんて話もあったなぁ。
(でもいちばんのハマり役はターニャだと思う・・・)

いつものように、限りなく原作に近い内容になっているので、
気持ち的にとっても安心して見ることができた。
コンクールで優勝した千秋がオケの常任指揮者になって、
どんどん先に進んでしまう姿に、のだめ大ショック。
コンクール出場もオクレール先生に禁止され、
離れたほうがいいのかも、と千秋は別に部屋を借りることに・・・

相変わらずオケの演奏シーンでは涙が出てくる。
ヨーロッパの街並もとてもキレイで、大画面の迫力を感じる。
この大画面で見る「変態の森」はオソロシイ。
欲を言えば、ルカがいたらカワイイのに・・・
チェロの菊地くん(向井くん)がいないのは残念だけど、
マルレ・オケにオーディションで入ってきたチェロの彼がステキ。


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2010/01/07

七草がゆ諦め、よもぎ餅のお雑煮

きのうの夜スーパーで七草がゆセットを手にさんざん悩んだ末、
やっぱりどうもお粥は好きでないし、お腹も減っちゃうだろうしと、却下。
でも朝になったら雰囲気だけでも、と思い直して、よもぎ餅のお雑煮を作りました。
念のため書いておきますが、よもぎは春の七草のひとつではありません。

ずっと関東育ちで、お雑煮はお澄ましです。
鶏肉、小松菜、タケノコ、シイタケ、ときどき生麩か鳴門(なると)が入ったり、
3日くらいになると(飽きてくるから)かき玉風になったりしてました。
もちろん香り付けに柚子は欠かせず。

とはいえしがない一人暮らし。急に思い立ってのお雑煮だったので、
材料はまったく揃っていないから、お雑煮もどき、ですかね。
たっぷりの小松菜と、鶏肉がわりの油揚げを入れて、白だしに薄口醤油で味付け。
これまた網がないのでロッジのスキレットでじわじわ焼いた草もちを器に盛り、
たっぷりと汁を注いだら、ドライの柚子皮をぱらぱらと振りました。
手抜きで作ったわりには美味しくできて、ま、合格かな、と。
白だしの威力ってすごいわー。出汁を取らずにこの味が出るんだもの。

七草粥から緑色繋がりでよもぎ餅にしたのだけれど、
香りがあまりにも強く、柚子の香りはどこかに飛んでいってしまった・・・

Photo

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2010/01/06

2009 ベスト10

去年見た映画をざっとさらってみたら、なんとなくベスト10を決めてみたくなった。
去年の公開作品だけでなく、あくまで去年見たもののうち、単純に「おもしろい」と思ったもので選考。
いろんな意味での、「おもしろい」作品。

1位 息もできない
     (初監督作品とは思えず。本当に、息のできない作品)

2位 空気人形
     (これも、「息もできない」に近い。息苦しくて、せつない)

3位 昼間から呑む
     (救いようのない酔っぱらいのダメ男くん)

4位 スラムドッグ$ミリオネア
     (4位までなぜか、小規模作品で埋まったなぁ)

5位 ウォッチメン
     (本気でこのスケールを描き切ってしまった子ども心に感服)

6位 マンマミーア
    (つい歌い出したくなる。いくつになってもいい恋がしたい)

7位 フローズン・リバー
     (再び上位作品に近い雰囲気。どこにも逃げられない閉塞感)

8位 カールじいさんの空飛ぶ家
     (最初の10分だけでも上位入りします)

9位 チェイサー
     (怖い。いろんな意味で怖い)

10位 楽しき人生
     (個人的好みでランクイン。こんなおじさんになりたい。あ、おばさんか、あたしは)

コメントを書き添えてみると、なんとも暗い、社会や地域や家族に絡めとられて
逃げ場のない狭い世界でもがく人を描いた作品が多いわー、と思った。
もがきながらもそこから逃げ延びた、ラストスパートでギリギリ振り切った、
そんなイメージなのが「スラムドッグ〜」というところかな。
比較的小規模の作品が、内容で評価されてヒットした、というのも多めかも。
ハリウッドの大作的なものには、どうやらあまりココロを惹かれないよう。

基本的にイギリス映画が好きなのだけど、去年はあまり見なかった。
「パイレーツ・ロック」くらいか。作品としてはとても良かったのだけど、
期待値との差があったのがランクインしなかった理由かな。

韓国映画は相変わらず結構な数を見た。20本弱くらい。
それでも一昨年からはだいぶ減ったのは、上映本数が微減しているからかも。
その中でも、インディーズ系の作品に良作が多かったように思う。
「息もできない」「昼間から呑む」のほかに、「牛の鈴音」もかなり良かった。
韓流スターは出ていないけれど、「ロマンチック・アイランド」も良作だったな。
ほかに、「サースト」「素晴らしい一日」なんかも。派手さより、内容で。

こう考えると、ひところの、スターがいればそこそこヒット、という図式から、
内容本意で韓国映画を見る人が増えてきたのかなーと思う。
「チェイサー」なんて、あたしが見た回は8割くらいが男性だった。
昔「B型の彼氏」を見たときに9割9分が妙齢のおねえさまだったのを考えると、
だいぶ変わった図式が見えてきたのかも、と思う。

韓国映画をずっと見続けていると、裏切られることも多いけど、
ごくまれにものすごい「アタリ」に出会ったりするので、やめられない。
今年もまた、見ちゃうんだろうと思う。懲りずに。

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2010/01/05

去年の映画の総まとめ

ようやく去年のうちに見た映画をアップしおえたー。
結局、また年間100本の目標は達成できなかった。
劇場で見ている本数はそう変わっていないので、
レンタルの本数が減っているのだろうと思われ。
今年こそは100本に乗せたいものでありまする。

ところで、有楽町・日比谷界隈の映画館がTOHO系になった恩恵を、
遅ればせながら年末に享受することと相成った。
足掛け2年で、6000マイル達成。1か月のフリーパスポートをゲットした。
ほんの数分足りない状態がしばらく続いていたのだが、
最後のアバターを日劇で見て6000マイルを突破。
劇場を出たらすでにvitsはクローズしていたので、
翌日、改めて、わざわざポイントの交換だけしに行った。
年が明けたら3000ポイントが失効になっちゃうから大慌て。

休日だし、ほかに用事もないから、さっと行ってさっと帰ってこよう。
そう思って、ボサボサの髪とスッピンを帽子とマスクとマフラーで隠し、
コンタクトも入れずにメガネで劇場にたどり着いて申し込んだら、

「お写真の撮影をいたします」

と来たもんだ。
考えてみれば身分証明のためには写真は必要だわねー。
でなきゃ、誰にでも貸せてしまうわけだし。
しかしあなた、スッピンで髪ボサボサでメガネだと言っておろーが。

「ふだんはメガネじゃないんですけどぉ」

と軽く抵抗。

「ご本人だと確認できれば大丈夫ですから」

とあっさりいなされ。

仕方がない、1か月のガマンだわ。
でもこのパスでふだんなら絶対見ないような映画も見まくるつもりだったから、
使用頻度はめちゃめちゃ高いと思われるんですけど・・・

あああぁぁ、油断大敵。
次に6000マイルが貯まったときはおめかしして交換に行こうと誓った年末。

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アバター(77/100 '09)

カールじいさんで3Dに目覚めて、アバターを大スクリーンで見る。
あんまり飛び出なかったな。専用劇場でないと、メガネだけでは無理なのか、
大きい劇場より小さい劇場のほうが効果があるのかも、とも思ったり。

ストーリはまあふつう。よくある話。
それを映像であそこまで見せるのは、やっぱりスゴいと思う。
3Dじゃなかったとしても、創造という力量はすごかったし楽しめた。
美しい星と、そこに住まうすべての動植物、その繋がりを、
手を抜かずに時間をかけて描いたのは良かったと思う。
ここをはしょっていたら、ただのアクション映画になってしまったろう。
そのぶん、非常に長い作品になってしまったわけだが。

しかし、3時間近い作品を3Dで見続けることは相当目に負担がかかったようで、
エンドロールで3Dメガネを外したら、べつに感動のためでもないのに涙が止まらなかった。
ふつうの映画を同じ長さだけ見ても、せいぜい目頭に涙が滲む程度だろうに、
こぼれるほどに涙が出続けたのだから、ものすごく目を酷使したんだろう。
じつは人間ドックで目が引っかかり眼科に行けと言われたばかりだったから、すごく不安になった。


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大停電の夜に(76/100 '09)

クリスマス近くにBSで放送のあったのを録画して見る。
スルーしようかな、と思っていたのだけど、阿部力が出ると知り、つい録画。
なんと上海から修行に来ているホテルマンの役だった。
恋愛関係の絡みがある役を期待していたので、少々がっかり。

お話は、こういうのをなんと言うのだったか、
グランド・ホテル形式と言ったか、群像劇と言ったか、
複数のお話が、「大停電」というひとつの舞台上のあちこちで展開され、
別々と思っていた人たちが何となく繋がり、何となく終結していく。
脚本を担当したのが相沢友子氏で、この後『重力ピエロ』も手がけている。
脚本の勝利かな、という気もするが、俳優陣の演技も、みながみな、
適度に力が抜けている感じが、なんだか心地よかった。
実際にはこんな大停電が何時間も東京一帯を襲うことはないだろうが、
クリスマスイブ降る雪と相まって、ファンタジーなかんじで良かった。


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楽しき人生(75/100 '09)

キムユンソクが、気になる。
ということで、彼がおじさんバンドのベーシストになる本作を見る。
基本的に、好きな人が左利きだったりメガネをかけてみたり楽器を演奏したり、
というのに弱い。めちゃめちゃ弱い。きゅぅぅぅぅんってなっちゃうタイプである。
なので、ちょっとぎこちないながら一生懸命演奏しているこんな映画は、
もう見る前からめろめろめろんちょになること請け合いである。

映画は、大学のときに活動していた4人組バンド活火山のメインボーカルが若くして死に、
葬儀に集まった残りのメンバーが悲嘆にくれるところから始まる。
それぞれに人生の艱難辛苦をなめつつ、半分あきらめつつ惰性で生きている彼ら。
「もう一度バンドやろう」という呼びかけに、20年ぶりに楽器を手に取る。
しがないおじさんバンドに救いの手を差し伸べたのは、亡きボーカルのひとり息子。
超絶技巧のギターテクに加えて今時ルックスのイケメンくんをボーカルに、
再結成した活火山はライブ活動に勤しみ、若いファンがついてくる。
当然ながら、おざなりにされた家庭は崩壊危機の寸前に・・・
怒り狂う妻たち、なのであった。

もうどうしようもなく草臥れたおじさんたちの奮闘記のような、お話。
でも、なんだかちょっと元気が出る。まだ遅くないのかも、と。
いくつになっても夢中になれるものがあるのはすごくステキ。
でもやっぱり、生活していかなきゃいけないわけで、若いときのように
すべてをうっちゃってまで没頭できるわけでもなく、葛藤がある。
それでも楽器を抱えて歌いまくる彼らはやっぱり魅力的なのよねー。

なんてことを思いながら、ニコニコしながら見ました。
世間的にはチャングンソクのロックっぷりを楽しむ映画なのかもしれないが、
視線はどうしても、どうもリズムに乗り切れてないようなキムユンソクに。
とはいえ、きゃーきゃー言いながら見ていたわけではなく、想定よりは冷静だった。

が。

特典映像の、それぞれの練習風景を見ていたら、
映画では見せないような素の表情と、思いっきり指板を覗き込んで練習してるキムユンソクに、思わず「くわぁー」とか言いながら仰け反って、きゃーきゃー言ってしまった。
冷静になって考えてみれば、べつにとりわけイイ男でもなく、
お腹もぽっこりと出ているおじさん相手に、何をしているのだと自問。


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