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2010/02/03

サロゲート(9/100 '10)

いや、CGの技術ってスゴいなー! と、ものすごく感心した作品。

理由1 ブルース・ウィリスが若くてフサフサでほっそりシワなしだった
理由2 外見上まったく同じに見えるのに、サロゲートと人間の区別がついた

サロゲート(surrogate)は「代理人、代行人」の意味。
一見するとヒューマノイドに見える「サロゲート」は、
それをコントロールする人間と、脳と視覚とで繋がっている。
サロゲートが体験することは、すべて持ち主が体験できる。
ただし、事故や事件に巻き込まれて命の危険が迫ったときは別。
破壊されるのはサロゲーとだけで、本体は無事、という仕組み。

ところがある日、サロゲートが破壊され、本体を訪ねてみると、
脳が液化した状態でこと切れているのが発見される。
安全であるはずのサロゲートを通しての、殺人。
だれが、いったいどんな武器を使って、何のために・・・

ブルース・ウィリスはアクションほとんどしません。
なので、ダイハード的なものを期待していくと、失望します。
一瞬だけ、ターミナーター化するシーンはあるけれど。
前半は自分のサロゲートが出てくるので、不死身の FBI 捜査官です。
後半は生身のブルースなので、ケガもするし、泣いたりもします。

長い映画が主流の昨今、90分はだいぶ短いほうだと思うけれど、
はしょれるところは思い切って切り捨ててしまって、
本筋にだけ焦点を絞ったのが、いいテンポを生み出していると感じます。

とはいえ、たとえば最初に殺される大学生とセクシー美女のカップルのうち、
セクシー美女の本体は巨漢のオヤジだったりするところなんか、
サロゲートが完全に人の本質を隠す匿名性をもっていることを端的に示したり、
こうして本体が乗っ取られてもサロゲートに接している限りそれがわからないということを
前半で示しておいて、後半でそれを利用するあたり、うまいなぁと感心します。
最短の時間で、最大の効果を生む術を心得ているなぁ、と。

最初に書いたけど、サロゲートと本体とが、なぜかわかる。
どこがどうだとサロゲート? と聞かれると説明できないのだけど、
なぜか、ある一瞬、あ、これサロゲートだ、とわかる。
顔の表情なんじゃないかと疑っている。たとえば、目と口の感情が一致しないとか。
よくわからないんだけど、あ、サロゲート、とわかる。不思議よー。

そして、ブルース・ウィリスが20歳ほど若返っている。
そういえば、昔はいい男だったんだよなー、と思い出す。
ダイハードよりもさらに前の彼だ。こちらブルームーン探偵社くらい。
見ているこっちが恥ずかしくなるくらい。本人はどうなんだろう。

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» 「サロゲート」代行ロボットが何でもしてくれる世の中 [soramove]
「サロゲート」★★★ ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク主演 ジョナサン・モストウ 監督、89分 、 2010年1月22日 公開、2009年、アメリカ (原題:SURROGATES)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 髪がふさふさのブルース・ウィリスの頭が気になって仕方ない。 「ロボットがすべての社会生活を代行してくれる 未来社会を舞台にしたSF・アクション... [続きを読む]

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