2007/07/08

『ローズマリー』のお引っ越し

『白雪姫』のヨンジョンフンがけっこうよかったので、
そういえば『ローズマリー』の彼はどんなだったっけ?
と思い、前のおうちから記事を引っ越すことに。

最初の回では「あか抜けない」なんて暴言はいてましたが、
途中から彼の報われない想いに涙してたのを思い出した。
こうやって報われない恋を2回くらい経験すると、
次あたりにステップアップできるのですかね。
あ、でも『悲しき恋歌』でも、ダブル主演とは言いつつ、
やっぱり報われなかったような気がしなくもないな。

なんにせよ、復帰が待たれます。

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『ローズマリー』(最終回)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.2.19 ★★★


思いのほか仕事が長引いちゃって、へとへとで家路についたものの、
やっぱり気になる最終回。。。


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ギョンスたちにパッチワークを教えていたジョンヨンは、
痛みに襲われます。不安げに眺めるシネ。ジョンヨンは、
子どもたちに自分がどうなるか話したほうがいいのではないかと思います。
鎮痛剤が効き始め、眠りに落ちていくジョンヨン。
彼女の顔に自分の顔を近づけ、呼吸を確かめるヨンド。

ヨンドの母は病院へ出向き、ジソプにジョンヨンの病状を尋ねます。
「あの状態で笑ったりできることに、医者の自分も驚いている」
と言うジソプのことばに、ヨンドの母も義姉も、ショックを隠せません。

ヨンドは生まれてはじめて教会に足を運び、ジョンヨンのために祈ります。
そのころジョンヨンはギョンスに化粧をしてもらい、子どもたちにお話を始めます。
それは「お空の国のお話」。ジョンヨンと子どもたちを見つめるギョンス。

お空の国へは、この世での役目を終えた人だけが行けるのです。
そこに行くには、天使がくれた切符をもっていなければいけないのです。
そう聞いて、シネはそれが何を意味するか察してしまいます。
無邪気に笑うマルのそばで、ぽろぽろと涙をこぼすシネ。

クリスマスイブ。
ギョンスは本物のツリーを携えて、ヨンドの家を訪れます。
ギョンス、ヨンド、シネ、マル。四人が楽しげにツリーの飾り付けをするのを、
しあわせそうに眺めるジョンヨン。深夜、ツリーの足下にプレゼントを置きにいったヨンドは、子どもたちがサンタへ宛てた手紙を読みます。
そこには、「プレゼントはいりません。ママを元気にしてください」と書かれていました。

翌日、家族が集まってプレゼントの交換が始まります。
ギョンスも、ジョンヨン手作りのパッチワークのバックをもらいます。
けれど、それは一年前のクリスマスでのこと。
冬休みの終わる日、ジョンヨンは入院したのでした。

本人の希望ですぐにジョンヨンは退院しますが、
残された時間はもうほとんどありませんでした。
ローズマリーは元気に育ったけれど、ジョンヨンは命を閉じたのでした。
ある夜、ヨンドに抱えられ、子どもたちの寝顔を見たあとで、ひっそりと、でも安らかに。

今年のクリスマスは、たくさんの人を招いての大パーティーです。
ギョンスも、ジョンヨンからもらったバッグを背負っています。

パーティーのあと、シネは日記を書き終えてベッドに入ると、
カセットのスイッチを入れます。
ジョンヨンの残した声の便りを聞きながら、シネは目を閉じます。
隣の部屋では、マルもまたジョンヨンの声を聞いています。
そしてヨンドは、パッチワークのベッドカバーにパッチワークの枕カバー。
まるでジョンヨンに抱かれているかのように眠りにつこうとしています。

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終わったーーーーーー。
泣いたーーーーーー。
ああでも、すごく安心しました。
みんな、子どもたちも含めてみんな、前向きで。

生を閉じる物語であったのに、愛の形を見たドラマだったな。
いろいろな愛のカタチ。


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『ローズマリー』(第17話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.2.18 ★★★


今週はやたらと忙しくって、会社で二食(昼と夜)食べることがしばしば。
例年この時期から春の盛りまでは忙しいだけど、今年もついにそんな時期。
今日も今日とてこれから出勤。
その前に1話ぶんだけと、『ローズマリー』を見ました。


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ギョンスの父の葬儀。
父親を追い返したことを悔やみ続けるギョンス。

葬儀に出るため、ヨンド一家が支度をしています。
けれどヨンドは、本当は葬儀の場にジョンヨンを連れて行きたくありません。
「私をそばに引き止めたのだから、面倒なことも引き受けてね」
と言って諭すジョンヨン。「葬儀は残された人たちのため。
残された人たちが、悲しみを分かち合う場所よ」と。

訪れたヨンド一家を迎えるギョンス。
ギョンスは自分のせいで父親が死んだのだと言いますが、
ジョンヨンはそうではないと言います。
「天国へ行く人には、ふたつの記憶だけが残るのよ。
 愛した思いと、愛し足りなかったという後悔と」

ある日、ギョンスはジュノとふたり、お酒を飲んでいます。
ギョンスはジュノに言います。
「ずっとそこにいて。私が傷ついて帰ってきたら受け止めて。
 結婚だけが愛の形ではないでしょ?」
ジュノは答えます。「そうするよ。ここにいるよ」

同じ夜。
寝室で子どもたちと過ごしているジョンヨンが激しい痛みに襲われます。
病院に連れて行き、痛み止めを処方してもらうジョンヨン。
なぜ痛みが?と問うヨンドに、ジソプはガンが進行して神経がやられているのだと答えます。
何日か入院して様子をみようというジソプでしたが、
ジョンヨンは「流星ゲーム」を考えだします。

それは、ひとりが流れ星になって、
もうひとりがその流れ星に願い事を言うというもの。
最初に流れ星になったヨンドは、ジョンヨンに願い事を尋ねます。
「家に帰りたいの」と答えるジョンヨン。

ヨンドは、ジョンヨンにふたつめの願い事をするチャンスを譲ります。
「子どもたちの笑顔を見たい」と言うジョンヨン。
どこかに出かけたいけれどむりだから、ビデオでも借りてきてと言われ、
席を立ったヨンドに電話が入ります。ギョンスでした。

喫茶店で落ち合ったギョンスとヨンド。
ギョンスは、ジョンヨンがギョンスに頼んだことの真意を考えたと言います。
ジョンヨンは「支えになり愛する」ためには妻であり母であるという立場しかないと思っているが、自分は自分なりのやり方で、ヨンドと子どもたちを好きでいようと思う、と伝えます。

車いすを携え、ギョンスを連れて、ヨンドは自宅に戻ります。
ギョンスはジョンヨンに言います。
「週末ごとに遊びにきてもいい? 料理も、パッチワークも教えて。
 そうしたら、いつかシネに教えてあげられるから。
 子どもたちが小さくて教えられないことは全部わたしに教えて」

ヨンドからギョンスへの願い事は、夫婦だけで過ごす時間でした。
ヨンドはホテルのスイートルームを予約し、
ふたりで食事をし、そしてプレゼントを用意します。
それは、ふたりだけのスケートリンクとイルミネーション。
涙ぐむジョンヨンにヨンドが言います。
「宝石よりもこっちのほうが気に入ると思って。漢江よりもいいだろ?」

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最終回ひとつ前で、ようやくジョンヨンが「愛し足りないと後悔」しないように、と考え始めました。
残されている時間が少ないと知っているからこそ、
いまある時間を慈しむヨンドとジョンヨンです。
ある意味、ギョンスの父の死が、
避けて通ってきたことを受け止める勇気を与えたのかもしれません。

それにしても、ジュノがつらいです。
ギョンスに「傷ついて帰ってきたら受け止めて」と言われて、
どう思ったかな、と。
だって、ギョンスがどんなことで傷ついてくるかわからないじゃない。
男がらみで傷ついてきても受け止めてあげなくちゃいけないの?
とか、つい思っちゃいます。惚れた弱みかな。。。
ほかの人じゃダメなのは自分でよくわかってるし、
かといってギョンスが自分を恋愛対象として見ていないのも
痛いほどわかっているし、次善の策、というかんじなのかな。
痛いけど。

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『ローズマリー』(第16話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.2.10 ★★★


ちょっと予想外の展開で、びっくりしました。
こっちだこっちだと思ってたら、あっちだった。そんなかんじ。


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ギョンスを訪ねたジョンヨンは、ギョンスの気持ちを無視したことを謝りながらも、それでもギョンスに自分のかわりになってほしいと頼みます。
自分自身も納得して受け入れているわけではないけれど、
それがいちばんいいから、と。けれど、ギョンスはわかっています。
「オンニのかわりには、だれもなれない」

ジョンヨンは、家では相変わらずヨンドに触れようとはしません。
彼の記憶から自分を消してしまわなければと思っているのです。
ヨンドがいくらジョンヨンを愛している、ほかの人ではだめだと言っても、決心を変えません。
けれど、心の中ではヨンドに抱きしめてほしいと、そう思っているのです。

そろそろ寝ようとしていると、ギョンスの家に父親が帰ってきます。
けれど昼間の一件を許せないギョンスは、父親を追い返してしまいます。
思いなおしてドアを開けますが、父親はもういません。
父を探して街を彷徨うギョンス。

ジュノはヨンドを呼び出し、ギョンスをどう思っているかと問います。
ヨンドは迷いなく答えます。なんとも思っていない、と。

ジョンヨンは買い求めたレコーダーに自分の声を録音し始めます。
子どもたちに話しておきたいことが、まだまだたくさん残っているのです。

その夜。
ヨンドは家にもどり、ジョンヨンの録音したレコーダーを聞いてしまいます。
ギョンスは父親を探しているうち、いつのまにか目的もなく街を彷徨っています。
そしてその父親は、酔って道路に歩みだし、車にひかれてしまいます。

ギョンスと連絡が取れず、ジュノはギョンスの父のいる病院へ、
ヨンドはギョンスを探し回ります。
ようやくギョンスを見つけて病院に連れて行きますが、
父親はもう息を引き取っていました。

自分が追い返したせいで死なせてしまったと、激しく自分を責めるギョンス。
ヨンドは彼女を慰めながら、白い布で覆われた彼女の父親の姿に驚愕します。
いつか、自分もこうしてジョンヨンのそばで泣き崩れる日が来るのだと。

家に戻ったヨンドは、状況をジョンヨンに報告します。
正直に「逃げ出したかった」と言うヨンドに、ジョンヨンは言います。
「アメリカの兄さんのところに行っていいか、電話して聞いてみようと思う」
白い布をかけられて動かない自分の姿を、ヨンドに見せたくないからと。

「きみなしでも平気だ。だから安心して逝け。
 そう言ったら、そばにいてくれるのか?」

涙をたたえた目でそう言うヨンドに、ジョンヨンは手を差し伸べます。

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ジョンヨンのことばかりに気を取られていたら、
ギョンスのお父さんが亡くなってしまいました。
はからずも、死とはどういうものなのか、
それを目の当たりにしてしまったヨンド。
足がすくんで、恐ろしくなって、逃げ出したくなって。
でもそれが、歯車の噛み合なくなっていたジョンヨンとヨンドの距離を縮めることになって。。。

ジョンヨンが、これで気づいてくれたらいいのにな。
残される人の記憶から自分を消してしまうことではなく、
お互いにとっていちばん大事なのは、
しあわせだったという思い出をたくさんつくることだ、ということを。
『アメノナカノ青空』でミナがしたように。

それにしても、つくづくペドゥナの泣く姿に弱いあたしです。
声を上げて、衝動を抑えられずに泣く彼女を見てると、
ほんとうにつらくてたまらない。美しく泣く女優さんはたくさんいるし、
静かに涙をほろりと流す女優さんもたくさんいるけれど、
しゃくり上げて、ことばがきちんと出ないで、
手放しで泣くペドゥナは、すごく痛々しい。
『威風堂々な彼女』でもそうだったけど、
あたしの中での「涙の女王」はペドゥナです。


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『ローズマリー』(第15話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.2.9 ★★★

佳境に差し掛かってきました。
ジョンヨンの悲壮なまでの決心は、けれど周りを傷つけるばかり。。。


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ジョンヨンは、レコーダーを買いに出かけます。その帰り、
ジソプを呼び出し、これから自分にどんな症状が起こるかと聞きます。
希望を失ってはいないと言いながら、
生きることより死ぬ準備をし始めるジョンヨン。

ギョンスの父はジュノの家を訪ね、
子どもたちを結婚させてくれるようにと頼みます。
ジュノの母は、子どもたちを同席させて、みなで話すべきだと言います。
けれどギョンスの父は、それを拒絶と受け止め、ジュノの家を辞します。

ジョンヨンの義姉は、ジョンヨンが身辺整理を始めたことに怒りを隠せません。
ヨンドの母は、あとのことが心配なら生き続けなさいと言いますが、
それを遮るように、ジョンヨンは助けてほしいと言います。
死に逝く人間にも希望が必要だと。自分にはヨンドと子どもたちが希望だと。
家族がしあわせに暮らせるように準備しなければ、
自分は安心して死んでゆくことができないのだ、と。

ジョンヨンは夕食にギョンスを招きます。
けれど食事の支度はされておらず、ギョンスとヨンドに準備を託します。
秘伝の作り方を伝授して。食事ができても、ジョンヨンは横になったまま。
「4人で仲良く食べて」と言って背を向けます。
ヨンドはとうとう怒りを抑えることができず、
なんのつもりだとジョンヨンを責めます。
そこに、自分のせいではないかと言って、ギョンスが現れます。
何のことかわからないヨンド。

ジョンヨンはことを荒立てたくないとふたりをなだめますが、
ヨンドは納得しません。ギョンスは自分がヨンドを好きだと言ったから、
ジョンヨンが自分のかわりをさせようとしているのではないかと尋ねます。
ためらって、けれどはっきりと、ジョンヨンは頷きます。「考えてみてほしい」

ギョンスはヨンドの家を辞します。もう二度とここには来ない、と言って。
ヨンドはジョンヨンを静かに責めます。
「どうかしてる。俺を本当に愛していたのか?」と。
家にいることに耐えられず、ヨンドは実家へと向かいます。
けれどそこで母から、ジョンヨンが家族を「希望」だと言っていたこと、
自分には家族しかいないと言っていたことを聞きます。

翌日、ギョンスは辞表を出します。
ヨンドが止めても、彼女の決心は変わりません。
荷物をまとめバス停でバスを待っていると、ギョンスの携帯が鳴ります。
ジュノからです。「いっしょに家に行ってくれ。おじさんが酔って暴れてる」

駆けつけたギョンスがいくら静止しても、ギョンスの父は収まりません。
怒鳴りまくり、あることないこと吹聴する父に、
とうとうギョンスは怒りをぶつけます。
「もう二度と顔を見せないで。わたしの人生をめちゃめちゃにしないで」
そう言って駆け出したギョンス。
家にもどると、そこにはジョンヨンが彼女を待っていました。

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ジョンヨンにとっては藁をもすがる思いでした行為が、
悪いほう悪いほうへと転がっていきます。
ヨンドは自分にギョンスをあてがおうとした
ジョンヨンの行為を理解できず困惑しますが、
それはどうして自分にそんなことができるのか、という怒りよりも、
ジョンヨン自身が生きることを止めてしまったことへの絶望からきているのね、きっと。

それでもジョンヨンが満足しているならまだしも、
だれよりも傷ついているのは彼女自身。
ジョンヨンがヨンドを遠ざけて困惑させ、
そのヨンドをギョンスが心配し、そんなギョンスを見てジュノが傷つく。。。
「死」という現実が、いとも簡単に4人の人間と、
そしてふたりの子どもの日常を破壊する。
「ちょっと待って」と頼んでも、泣いてすがっても、
情け容赦ない冷徹さでひたひたと迫ってくる。

なんだか怖い。

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『ローズマリー』(第11・12話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.1.30 ★★★


ようやく放送分に追いついたと思ったら、次が気になって仕方ありません。
なんてゲンキンなんでしょう。見たら悲しくなるに決まってるのに、見たい。
人間って不思議な生き物。。。


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ジョンヨンのガンはリンパにまで転移していました。
すでに2回の手術を経験しているジョンヨンに、
3回目の手術は難しく、薬を変えての治療が始まります。
副作用の強いジョンヨンには、
以前のように子どもたちの面倒をみてやることができません。

ギョンスはジュノと、ジュノの実家に行きます。
そこで自分が歓迎されてないと知り、ジュノのいないすきに家を辞します。
明るく振る舞っているけれど、傷ついているギョンス。

ジョンヨンのことが心配でならないヨンド、仕事中も、いつも不安げな顔。
そんなヨンドを、ギョンスはなんとか慰めようとします。
ジュノは、そんなギョンスの姿を苦々しい思いで見つめています。

ジョンヨンを訪ねようと、ギョンスがヨンドの車に乗り込みます。
そこにジュノが。無理矢理ヨンドの車からギョンスを降ろすジュノ。
ジュノは車を運転しながら「俺の女になれ」と言いますが、
ギョンスは「おもしろくない」と一蹴。思いあまったジュノは、
とうとう聞いてしまいます。「室長がすきなのか?」
「まさか」という答えを期待していたのに、
ギョンスは「わからない」と言います。ジュノには、それでじゅうぶん。

ジョンヨンは、子どもたちが自分のことを自分でできるように教え始めます。
スーパーでリンゴの見分け方、お魚の名前を教えたり。
でも子どもたちにはそれは遊びの一環でしかありません。
ジョンヨンが苦しそうにしてようやく、母親が病気だったと思い出すのです。

スーパーからもどってトイレに駆け込んだジョンヨン。
吐き気だけでなく、髪までが抜け始め、驚愕する彼女は、
シネの呼びかけに答えることができません。
トイレから出た彼女に、シネが言います。
「来ないでって言ってもいいし、中からカギをかけてもいい。
 でも、呼んだら返事してくれなくちゃ。返事がないと怖いんだもん」
ここまで第11話。

子どもたちが忘れない思い出を作りたいと、
ジョンヨンはヨンドに家族旅行を頼みます。
写真も残しておきたいからと、ギョンスとジュノも誘って。
楽しく過ごしていたジョンヨンですが、食事時、
高熱を出して倒れてしまいます。抗がん剤の影響で白血球の数が減り、
抵抗力が弱くなっている上に栄養失調が重なったのです。

病院に担ぎ込まれたジョンヨンは、回復するとジソプにこう言って頼みます。
「ほかの患者に言うのと同じことを言って」
ジソプは意を決し、ジョンヨンに治る見込みがないことを告げます。
ジョンヨンは、治療を続けることを止めて退院することにします。

ヨンドの会社は融資を受けることが決定しました。ひとまず、
ヨンドはジョンヨンの治療費の心配をしなくて済むようになったのですが。

退院はしてきたけれど、ジョンヨンの心中は穏やかではありません。
病気の上に、だれにも言えない秘密まで抱え込んでしまったのですから。
自分が死んだあと、残された人はどうするのだろう。ジョンヨンは思います。
ジュノが「あいつは俺がいないとだめ」と言ったときに、
自分がいないと生きていけない人がいるのは怖いことだと思ったのを、
思い出したのかもしれません。

ジョンヨンは死に逝く準備を始めます。
マルに、遊んだあとの後かたづけをさせます。
シネには目玉焼きの作り方を教えます。
義母にはつらく当たり、家のことをヨンドに任せ、
自分は具合が悪いことにかこつけ、手を出しません。

その夜、ジョンヨンはひとりで旅行に行きたいと言います。
心配するヨンドに、「あなたのいないところに行きたい」のだからかまってくれるな、と言います。
翌朝、ヨンドは「早く帰ってくるから話し合おう」と言いますが、
ジョンヨンは返事をしません。

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このたびは、シネに大いに泣かされてしまいました。
「返事してくれなくちゃ」と言って泣きじゃくるシネ。
子どもの涙には勝てないなぁ。

ジョンヨンがヨンドに「あなたといると気が休まらない」とか、
義母に「少しは私のことも心配してくださいよ」なんて言ってしまったのは、
自暴自棄になったというよりも、自分がいなくても生きていけるようになってほしいからじゃないのかな、と、思います。そもそも彼女の性質の中に、
人を傷つけて平気でいられるような要素はないと信じたいので、
あれも彼女の家族への愛の裏返しなんじゃないかな、と。

しかし、あっさりと「室長のことがすきなのかも」と
ギョンスに認められちゃったジュノも、なんだかすごく不憫です。
いい人なんだけどなぁ。でもヨンドもいい夫よね。
そうそう、いい夫なんだよ。
きっと「いい夫」が「イイ男」に見えちゃってるんだよ、ギョンス。
ということにしておきませんか?


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『ローズマリー』(第9・10話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.1.21 ★★★

ちょっとほったらかし気味の『ローズマリー』ですが、見ると泣ける。
しかもすでに、ハンカチごときでは足りない状態になってます。
なぜかわかりませんが、いちいち泣ける。もう年なのかな。


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キムチ冷蔵庫の当選者は、会場に足を運んでいませんでした。
そこで、カラオケ大会の優勝者が商品をゲットすることになります。
ギョンスが手を上げてしかたなく歌い出したジョンヨンですが、
最後はノリノリで歌い優勝。見事にキムチ冷蔵庫をゲットします。

その後、さみしそうに考え込んでいるジョンヨンは、ギョンスに言います。
「もっと早く、こうやって楽しめばよかった。
 しあわせになろうと頑張りすぎて、いろいろなことができなかった。
 子どもたちが成長する姿が見れないかも。それが悔しくて。。。」

キムチ冷蔵庫が義姉に届く日、ジョンヨンはヨンドの実家に行き
入院中の子どもの世話を頼みます。なぜ入院が必要なのかと問われ、
ジョンヨンは抗がん剤治療が必要だからと答えます。
ジョンヨンがガンだと知って、夫をガンで亡くした義姉は泣き崩れます。

ある夜、ヨンドは家にいるのがいたたまれず、夜遅くに散歩に出ます。
公園で隣の家のご主人に会い、ふたりで酒を酌み交わしながら、
彼の妻の闘病生活を聞きます。自分の妻もガンであると告白し、
そして彼の話を聞いて、少しばかり闘う勇気を得るヨンド。

ジョンヨンの短期入院の日。朝、ギョンスを迎えに行ったジュノ。
彼はギョンスの気を引こうと「彼女ができた」と言いますが、
ギョンスにさらりと流されます。たまりかねたジュノは言います。
「(俺の気持ちを)知ってて無視してんのか?」
ギョンスは気持ちに答えられないと、
自分にはジュノのようないい人はもったいないから、と答えます。
その日、ジュノは以前に渡していた企画書が認められ、
ミレソフトに就職することが決まります。

ギョンスの父親は建設現場で働いていますが、酒でトラブルを起こしてばかり。
仕事中に酒を飲んでいることがバレて首になった彼は、
夜に酔って戻り暴れ、警察に連行されます。
ヨンドとともに病院に向かっていたギョンスが呼び出されますが、
彼女がそこにひとりで行けるはずもなく、
ヨンドは彼女を警察まで送っていきます。
ここまで第9話。

工事現場の責任者に掛け合ってなんとか示談に持ち込んだギョンスですが、
心中は複雑。自宅に父親を連れ帰り泊まらせるものの、
自分はその家に帰りたくなく、会社で寝泊まりします。

翌日、投薬治療中のジョンヨンを、義母が訪ねてきます。
息子を自分よりも先に逝かせたことを悔いている義母は言います。
「私よりも先に死んではだめ」

病院での投薬治療を終え自宅に戻ったジョンヨンは、
抗がん剤の服用を継続します。
やがて、彼女を強烈な吐き気という副作用が襲います。
子どもたちの前では元気な姿でいたいと思う彼女ですが、
食べ物の臭いに吐き気をこらえられません。
なす術もなく見守ることしかできないヨンド。

ある晩、取引先との重要な食事会に出向いたヨンド。
彼が売り上げ予測を説明しているそのとき、
自宅ではジョンヨンがまたも吐き気に襲われています。
カギをかけてトイレから出てこない母親を心配するシネとマル。
そこに、折よくギョンスが電話します。
窮状を聞き、ヨンドに連絡するギョンスですが、
電源を切っているヨンドには繋がりません。
ジュノにも電話が繋がらないと知り、
ギョンスは意を決して地下鉄に乗ってヨンドの家に向かいます。

心配で怯える子どもたちをなだめて食事を与え、
いっしょにソファーに座るギョンス。
落ち着いたジョンヨンがトイレから出てきて目にした光景は、
三人寄り添ってソファーで眠る姿でした。

3週間が経過し、ようやく副作用も収まってきたころ、
ジョンヨンは再び検査を受けます。
その結果を前に、ジソプは言います。「決めるのはジョンヨンだ」
何を決めるんだ?と問うヨンドを制し、
ジョンヨンはジソプに正直に話してほしいと言います。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


だれもが、ジョンヨンのために何かをしようとしています。
義母は自分よりも早く死んではいけないと約束させ、
ヨンドは少しでも家事を手伝うようになり、
義姉はどこかで聞いてきた吐き気を抑える薬を煎じ、
ギョンスは命がけで電車に飛び乗ります。

けれど、結局ジョンヨンは自分ひとりで闘わなければならない。
周りの人間は、それをじっと見守っている以外になす術がない。

なんだか、やるせない気持ちになります。
わたしはこれまでに親しい人を何人か亡くしていますが、
ガンで亡くなった人はいませんでした。
だから、本当の意味ではガンとの壮絶な闘いを知らないのです。
けれどそれは単にいままでが幸運だっただけで、
これからはどうなるかわかりません。ジョンヨンのように、
自分自身がある日突然、ガンだと宣告されるかもしれない。
「わたしはだいじょうぶ」なんていう根拠のない自信は、
なんの意味もないんだなと、そんな気持ちになってしまいます。

けれど闘うのはひとりだとしても、周りにこんな人たちがいてくれたら、
ヨンドのような夫がいてくれたら、シネやマルのような子どもたちがいたら、
生きようとする力をどこからか絞り出せるかもしれないな、と、そうも思うのです。


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『ローズマリー』(第7・8話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.1.21 ★★★


今朝はメールで目が覚めました。実家から、雪景色のメールです。
確かに関東地方は雪が積もりました。うちの近辺ではこの冬最初の雪です。
実家近くも、はらはらと雪の舞ったことはあっても、積もったのははじめて。
きっと、娘に少しでも早く知らせたかったのでしょう。

でもね、かーさん、土曜の朝6時半にメールを送るのはやめておくれよ。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

病院で酔って暴れる父。ギョンスはこの父親のせいで、
だいじな人をことごとく奪われてきたのです。
彼女が殴られ続けてきたことをジソプは見抜きます。
そしてそれをヨンドに告げます。
ヨンドはそんなギョンスのことが心配だと、ジョンヨンに話します。
子どもたちのことばかり考えて、ギョンスの心のうちを気にかけなかったことを悔いるジョンヨン。

病院の外のバス停にいるギョンスに、ヨンドが電話をかけます。
ジョンヨンがギョンスに話があるから、彼女の病室に行ってくれ、と。
父親のいる家に帰れずに病院に寝泊まりしているギョンスを想い、
看護人用のベッドを提供するジョンヨン。

プレゼンまで秒読み段階に入り、仕事が忙しくなったヨンド。
ギョンスは社長にジョンヨンの病室で仕事をさせてくれと頼みます。
会社にとってそのほうがいいからと。
ジョンヨンが退院するまでの2週間、ギョンスは彼女の病室で看護をします。

ある夜、ギョンスに乞われて家族のアルバムを見せながら、
ジョンヨンはギョンスの思い出話を聞きます。
母親が亡くなったあとに一時期孤児院で過ごしていたこと、
母親の友人が引き取ってくれたものの、父親が訪れては自分を連れ去ったこと、
10歳のころには、父親にバスターミナルで置き去りにされたこと。
その日以来、知らない場所に行こうとすると吐き気に襲われること。
毎朝起きるたびに自分は不幸だと思っていたジョンヨンは、
ギョンスの話を聞いて考えを改めます。
ジョンヨンは、ひとりっ子だというギョンスに言います。
「わたしがお姉さんになろうか?」

けれどこんなふうにしてだれかに好かれようとするギョンスを、
ジュノは心配しています。

そしてジソプもまた、心配を抱えているひとりです。
彼の心配は、ヨンドもジョンヨンも「治った」と思い込もうとしていること。
膵臓や肝臓の一部まで広がっていたガンの成長を抑えるために
抗がん剤治療が必要なのに、ふたりとも医者である自分と対峙することを避けていること。けれどいつまでも言わないわけにはいきません。
明日は退院という日、ジソプはそれをジョンヨンに告げます。
ここまで第7話。

だれにも言えずに痛みを抱え込んだジョンヨン。
気落ちした彼女が家に戻ると、入院前に水に落としたローズマリーが
元気を取り戻していました。もうダメだとあきらめていたのに、
ローズマリーは再び生きる力を取り戻したのです。
自分に重ね合わせ、涙の止まらないジョンヨン。

再びガンと闘う力を取り戻したジョンヨンに、
ジソプは携帯電話をプレゼントします。薬だけがガンの治療ではない。
テレビを見て笑い、一日一回、家族以外に電話するように、と。

プレゼンの前日。
キャラクターデザインのギョンスはそれほど忙しくはありません。
そんな彼女に、社長は徹夜になるヨンドにスーツを取ってきてくれと頼みます。
社長からの花を携えてヨンドの家を訪ねるギョンス。
折しも、水餃子作りの真っ最中です。
ジョンヨンはギョンスに食事をすすめ、泊まっていったらいいと言います。
そこに突然ジュノが。
ギョンスの誕生日祝いをしようと待っていたのに戻らないため、
様子を見に来たのでした。

偶然にもギョンスの誕生日を知ってしまったジョンヨン。
翌日、プレゼンのあとにヨンドと食事に来るようにとギョンスを誘います。
彼女は子どもたちと三人で、ギョンスの誕生日パーティーを用意していたのです。
そんなジョンヨンに、ギョンスは今度は自分が彼女の願いを叶えてあげたいと思います。

「ひとつだけ」
そう言われて考え抜いたジョンヨンは、「健康ランドに行くこと」を選びます。
さっそくジョンヨンを連れて健康ランドに行くギョンス。
なんだかひどく込んでいます。よくよく聞いてみると、
オープン記念の抽選会があるとわかります。
しかも商品にジョンヨンの義姉がほしがっていたキムチ冷蔵庫が!
ふたりは「キムチ冷蔵庫を手に入れなければっ!」と策を練ることに。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


病気に背を向けていたヨンドとジョンヨン。
けれど背を向けたからといって、
病気が素通りして去ってくれるわけではありません。
闘う意志がなければ、、、闘う意志のない患者を、
医者はどうすることもできないのですから。

けれどふたりの態度が少しずつ変化してきました。
緑に葉を伸ばすローズマリーにジョンヨンを力を得て、
その彼女を見て、ヨンドも変わっていきます。
会社には隠しておきたいと言っていたヨンドも、
手術のこと、だから早めに帰りたいことを言います。

そんなふたりを見て、ギョンスの心も力を得ていっているようです。
人を信じられず、表面を繕って人に好かれることで
自分の存在意義を確認していた彼女が、
つらいことも痛いことも悲しいこともさらけ出して生きるヨンドを見て、
家族を、とりわけ子どもたちを愛し、
彼らのためにどんなことでもしようとするジョンヨンを見て、
きっと、本当の自分を見てくれる人こそが大事なのだと、
気づいていくのじゃないかと思います。

本当のギョンス。。。
彼女は気づいていないようだけれど、ジュノはだれよりギョンスを想ってる。
ちゃらちゃらして、女の子をとっかえひっかえのジュノだけど、
ギョンスのことだけは傷つけないし。あまりに近くにいすぎたせいで、
彼も今さら大まじめになれないみたいだけど。。。


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『ローズマリー』(第5・6話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2006.1.20 ★★★


年末年始に実家に帰省したりしてたためにほったらかしになっていた
『ローズマリー』ですが、だいぶたまってきたので重い腰を上げることに。
おいおい泣いて回復不能のショック状態になるといけないので、
ココロに栄養与えつつ鑑賞せねば。といっても、
ミルクティーを入れて飲みながら見る、というくらいなんだけども。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

手術室に入ったジョンヨンを待つヨンドを、影から見守るギョンス。
そのまま病院で夜を明かします。翌日、手術も無事に終了しほっとしたヨンドと、ギョンスはエレベーターで乗り合わせます。

なぜ自分が病院にいるかを必死に言い訳するギョンスに、
ヨンドはつい「つらい」とこぼしてしまいます。
そんなヨンドに、ギョンスは「手術が受けられただけいい」と言います。
彼女の母も病気でしたが、お金がなく入院できなかったために亡くなったと。
入院費用にと融通してもらったお金を、父が飲み代に使ってしまったために。

会社に戻ったギョンスは社長のソクテに状況を報告します。
ソクテは仕事を止めるわけにはいかないので、
仕事をもって病院に行けとギョンスに頼みます。
ギョンスはいったん断りますが、給料2か月分前借りさせてくれるとあって、結局は引き受けます。

病院を訪ねたギョンスに、ヨンドは仕事の話はするなと言います。
そこに、義姉からヨンドに電話があり、
具合の悪い母親を針に連れて行くと言います。
それを聞いてしまったギョンス。
ひとりで親を待つ心細さを知っている彼女はヨンドの家に。

家の前ではシネとマルが祖母と叔母の帰りを待っています。
あっという間に仲良くなったギョンスは、
子どもたちを連れてルミナーレという光のお祭りに出かけます。
隣家のチャヌのママに伝言を頼んで出かけ、3人で楽しい時間を過ごしますが、
家では子どもたちがいなくなったと大騒ぎ。捜索願まで出す始末。
子どもたちの行方がわからないと聞いたジョンヨンは、高熱を出して倒れてしまいます。
ここまで第5話。

バスを乗りついで家に戻って来たギョンスと子どもたち。
チャヌのママも伝言を伝えなかったことを謝ってくれますが、
祖母と叔母の怒りは静まりません。ヨンドの家を辞したギョンスは、
ジョンヨンがどれほど心配したかに思い当たり、病院に謝りに行きます。
けれど取り乱したジョンヨンは泣き叫んでギョンスを責めるばかり。

ギョンスは病院から帰る術がありません。
ひとりではもちろん帰ることはできませんし、
頼みの綱のジュノも迎えに来ることができません。
結局病院に泊まるギョンス。前に立ち寄ったときに知り合った、
身寄りのなさそうなおばあさんに付き添うギョンス。
口をきかないこのおばあさんに、ギョンスは何くれとなく世話を焼いているのです。

翌朝、いつものようにギョンスを自宅まで迎えに行ったジュノ。
家の前にはギョンスの父が。彼は来週のギョンスの誕生日の前に食事でもと思って、娘を訪ねて来たのでした。
家に戻らなかったギョンスが仕事に病院にと忙しいことを、
ジュノは父に話します。酒を止めたと言うギョンスの父のことばを信じ、
ジュノは彼をギョンスの部屋で待たせます。

ジョンヨンに言われ、ヨンドは仕事に復帰します。
ジョンヨンには介護がつきますが、
この女性のガサツさに彼女は初日から憂鬱な気分。

ギョンスは「酒を止めた」などという父親のことばを信じていません。
会いたくなくて、その夜も、仕事に復帰したヨンドの車に乗せてもらい
病院に泊まりに行きます。
ジュノからギョンスが病院に泊まると聞いた彼は、
悔しさも手伝ってお酒を飲んでしまいます。
勢いで、テソクからジョンヨンの入院先を聞き、
文句のひとつでも言おうと出かけて行きます。

ギョンスの父がジョンヨンの病室を訪れたのは、
ちょうど叔母に連れられてマルとシネがお見舞いに来ていたときでした。
突然怒鳴り込んで来た男を、ヨンドが止めに入ります。
隣のおばあさんの病室で父親の怒鳴り声を聞いたギョンスは、
ジョンヨンの病室に駆け込みます。
彼女がいくら止めても、酔った父親は聞く耳を持ちません。
大きく振りかぶったゴミ箱がマルに当たってはいけないと、
身を呈してマルをかばうギョンス。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


手術は、一応無事に済みました。
「一応」というのは、ガンは胃だけでなく、ほかの臓器にも転移していたために、「できるだけのことをやった」という程度の手術だったから。
医者は、「もう大丈夫」とは言わないものです。とくにガンの場合には。

けれど、今回のお話の焦点は、どちらかと言えばギョンスにあったようです。
ギョンスの、過去のお話。母親が、どうして亡くなったか、というお話。
父親が、それにどう関与していたか、というお話。
彼女のこのつらい過去に、ジュノはいつでもそばにいてやったのだなぁ、と。
けれどまだ、なぜ彼女が公共交通機関に乗れないのか、それは謎のまま。

好意でしたギョンスの行動が「子どものそばに夫がいてほしい」という
ジョンヨンの願いを生み、そのためにジョンヨンがつけた介護の人との
折り合いがよくなさそうな雰囲気を見せ、なんとなく、
このあとギョンスがこの家族に深く食い込んでくるような予感を抱かせる、
そんな展開でした。うまいな。やや強引ですけど。

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『ローズマリー』(第3・4話)

★★★ まえのおうちからお引っ越し 元記事掲載日:2005.12.17 ★★★


まだ4話までだというのに、すでに泣かせるシーンがけっこう出て来てます。
この先、ちょっと思いやられるな。。。
以下、ネタバレ。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

自身が胃ガンに冒されていることをだれにも言えずにいるジョンヨン。
入院の日の朝、オ先輩に電話をかけて手術を冬休みにしたいと告げます。
枯れてしまったローズマリーの鉢の、
まだ少し緑の残る葉をつんで水の中に落とすジョンヨン。
「元気になるのよ」と言いながら。そこにオ先輩が訪ねてきます。
オ先輩の説得に、入院のための準備を始めるジョンヨン。

ヨンドはギョンスに手を焼き気味。おとな向けのキャラを描いてほしいのに、
ギョンスは自分の描きたいように描いているようです。
ダメ出しをされたギョンスは徹夜。彼女の家に着替えを取りに行ったジュノは、
家の外で酔って騒いでいるギョンスの父を見つけます。
ギョンスの父は、彼女が幼いころから酔っては母親に暴力を振るっている男でした。

家に戻ったヨンドは、夜中の3時に通帳の整理をしているジョンヨンを見つけます。
なぜ突然こんなことを始めたのか疑問に思いながら、眠りに落ちて行くヨンド。

翌日、ジョンヨンはヨンドの実家を訪ね、手術を受けることを報告します。
その間、子どもたちの面倒を見てほしいと、義姉に頼むのも兼ねての訪問。
義母はジョンヨンに厳しいことを言いますが、とても心配してもいるのです。
自分ではおそらくヨンドに言えないであろう彼女を思い、
自分でヨンドに電話をしてしまいます。

ヨンドは慌てて病院に向かい、ウジソプに真相を問いただします。
その後、家に戻ってジョンヨンを責めます。「おれはそんなに頼りないか?」と。
そう言い捨ててヨンドは家を飛び出してしまいますが、
はやり彼に戻れる場所はジョンヨンのところだけ。
ここまで第3話。

ヨンドは仕事も何もかもそっちのけで、胃ガンについて調べ始めます。
また、ジョンヨンを必要以上に病人扱いし、家事もまともにさせないほどです。
けれどジョンヨンは、ガンとは一生つきあっていかなければならない病気だと理解しています。
はじめからこんな調子では、途中で息切れし、
自分がヨンドの重荷になってしまうと心配なのです。
そう言われ、ふだん通りにしようと会社に出たヨンドですが、
部下に当たり散らしてしまいます。

ギョンスがジュノの車で家に戻ると、
自宅は荒らされ隠しておいた家賃用の現金がなくなっています。
父親の仕業です。ギョンスは近くのスーパー前で飲んでる父のところへ行き、
お金はあげるから、もう二度と会いにこないでくれと頼みます。

ジョンヨンの入院の日。
会社には来ない、携帯は切りっぱなしのヨンドを訪ね、
社長のソクテが自宅を訪ねてきます。
そこでジョンヨンの入院のことを聞いたソクテは、ギョンスに病院に行かせます。
けれどギョンスは地下鉄にもバスにも乗ることができないのです。
ようやく病院にタクシーでたどりついたのは日も暮れてから。
そこで、医者にケンカ腰で話しかけるヨンドを見かけます。

病院についたものの、結局また交通機関に乗れなかったギョンスは、
病院に泊まります。翌朝、ジョンヨンの妹だと看護士に偽り、
彼女がガンであることを知ります。手術室に入ったジョンヨンを、
途方に暮れたように待つヨンドを、ギョンスは陰からそっと見つめます。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


ついにジョンヨンが手術室に入っていきました。
来週が気になると思ったら、1週飛ばして、
次は年も押し詰まった28日なんだそうです。
この状態で2週間待たせるのか。。。殺生やなぁーーー。

ヨンドのお母さんは何かとイヤミを言う人なのですが、
じつはジョンヨンのことも、それからヨンドのお兄さんのお嫁さんだった人のことも、とても理解している。心配している。
ジョンヨンの看護には人を雇えと言うので、「また冷たいことを」と思ったら、
夫の看病で身をすり減らした嫁に、同じ思いをさせられない、と言うのです。
そして、ヨンドに勝手に電話して病気のことを話したと嫁に咎められると、
自分じゃ絶対に言えないから、かわりに言ってやったんだと答えます。
「家の中でひとりで泣いてると思うと、胸が張り裂けそうだ」と。
ちょっと、ほっとした。厳しいけれど、頼りになるし、いいお姑さんだな、と。

それにしてもギョンス。
「江南は三回行って三回とも迷子になった」と言っていたのを、
てっきり極度の方向音痴なのかと思っていたのだけれど、そうではないよう。
どっちかというと、精神的なものからくるようで、人ごみが苦手なのか、
乗り物が苦手なのか、ともかく地下鉄とバスに乗ることができません。
地下鉄では切符売り場で気分が悪くなる始末。
バスも、何本も何本も見送るだけ。でもタクシーは乗れるのね。
これは、幼児体験と何かしらの関係があるとみてよいのでしょうか。
それもこれから、かな。
関係ないけど、ギョンスの子ども時代は『ガラスの靴』のユニでしたね。

2週間、我慢の子、です。

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