2007/02/12

『愛してると云って』(第15話)

最終回です。
最終回の1話前を見たのが、もう12月20日のことになってしまいました。
さっさと見終えたらよかったのに、なんだかヨンチェの言動にひっかかり、
とうとうこんなに引っぱってしまいました・・・


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目を覚ましたビョンスにすがりついて泣きじゃくるイナを見て、
ヨンチェは初めて、ビョンスを愛しているのは自分だけじゃないと思います。
イナはイナなりに、心からビョンスを愛しているのだ、と。
ヨンチェはだまってその場を去ってゆきます。

ヨンチェがいないことに気づいたイナは、携帯に電話をします。
ビョンスを返すからと、そう伝えるために。
けれどこれは自分にとっての初恋だから、
手放すまでにもう少しだけ時間が必要だと、そう伝えるために。

けれどヨンチェの携帯は、ビョンスのベッドの脇に落ちています。
それが鳴るのを見て、ビョンスはだれが看病してくれたかを知ります。
こうしてはいられない。このままここにいてはいけない。
そうビョンスは思いますが、イナは少しだけ猶予がいると告げます。
「まずは元気になって、それから、ピクニックに行って、
 そうしたらもう、あなたを解放してあげる」

ヨンチェの向かった先は、ヒスのスタジオでした。
どうやら自分にはヒスを頼るクセがついているみたい・・・
そう言うヨンチェを招き入れ、ヒスは話を聞きます。
すべてを聞き終えたヒスは、ひとことだけ、ヨンチェに言います。
「もう少し待つんだ」と。

離婚するという娘夫婦をいさめに、ヨンチェの父がやってきます。
結婚するとは、ふたりで絵を描くこと。でもその絵に描かれるのは
ふたりだけじゃない。その家族も、友人もみな描かれる。
自分たちがうまくいかないからと、その絵を破り捨てることはできない、と。

体力の回復したビョンスは、イナとピクニックにでかけることに。
本当はふたりですごした無人島の家に行きたかったイナですが、
そこはいま撮影中。それで選んだのは、その家のセット。
そこだけは唯一、ふたりだけの場所だから。
イナはそこでしあわせな想い出を作り、ビョンスを手放すつもりでした。
途中で車を降り、ヨンチェに返すものがあるからと下宿に向かったビョンスを残し、イナは一足早くセットへと車を走らせます。
そのイナに、ヒスから電話があります。

イナのいるセットに出向いたヒス。
美しい想い出を作らなければビョンスと別れられないと言うイナを、
ヒスは抱きしめて言います。そのあと、死んだように生きるのか、と。
「墓を掘るなら、俺のそばで掘れ。いっしょに入ろう」
そのことばが、ヒスの精一杯。

遅れて到着したビョンスは、それを見ていました。
そして、イナに背を向けて歩いてきたヒスに、言います。
「言わなければ、伝わらないことがあります」
ヒスはそのことばに背中を押され、イナの後ろ姿に言います。
「愛してる。おまえがほかの男を愛していても、俺はおまえを愛してる」

その夜、イナはビョンスを送り出します。

ビョンスの向かった先は、ヨンチェの実家でした。
けれどヨンチェは、もうビョンスに心を乱されることを望んでいません。
鳴った電話の受話器の向こうにビョンスの声を聞いて、
ヨンチェは受話器を父に託します。そして、彼は言います。
「ヨンチェは旅行に出た。もどってきたら、ヒスとやり直すそうだ」

ヒスは、再び海外へと旅行にでかけることにします。
空港にもしイナが来てくれたら、そして、トルコに行く前、
自分が彼女に言ったことばを思い出してくれたら・・・ そう願いながら。
はたして、イナは空港に現れます。
明るい笑顔で「思い出した」と言うイナを、ヒスは抱きしめます。

ビョンスとヨンチェをやり直させたいと願うソックァンとウルチェ。
幼いヨンチェが書いた日記をネットにのせ、それを見るようにと、
ウルチェがヨンチェに、ソックァンがビョンスに電話をします。
その動画を見たそれぞれは、自分の本当の気持ちに気づきます。

海辺の家に向かったヨンチェ。ビョンスの荷物を認めたヨンチェは、
いつか日本で買ったペンダントと、そして手紙を1通残して行きます。
ヨンチェが実家にいないと確かめて、海辺の家にもどったビョンスは、
その手紙に書かれたひと言を見て、ヨンチェの心が溶けたことを知ります。

自転車を駆って、ビョンスが向かったのは、
幼いふたりが遊んだ場所、そして夢を語った場所。
そこにはヨンチェが、微笑みをたたえて待っていました。

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トルコに行く前にヒスの言ったことばは、「本当は旅行は好きじゃない」
だれかがつかまえていてくれれば、ひとつところに留まれる。
そう言って、イナにその役を引き受けてくれるか? と聞くのですが、
イナは何も答えなかったのですね。で、ヒス的には「玉砕」と。

手紙に書かれていたのは、「 땡 !! 」の文字。
字幕は、「タッチ!」でした。「あたしがいいと言うまで凍ったまま」と、
彼を凍らせたままだったヨンチェが、ビョンスを溶かす魔法のことば。
このことばを書いたとき、言ったヨンチェの心も溶けたのですね。

うぅぅぅ、なんだか思うところ多いドラマでした。
愛し方を知らないふたりが、愛し方しか知らないふたりを翻弄して、
あるべきところにあった関係を壊して、奪うように手に入れた愛に固執して、
たくさん傷つけて、たくさん傷ついて、そしてようやく、
収まるべきところに収まったというような、そんなかんじでした。

イナの愛し方はちっとも褒められるものじゃないけれど、
じゃあビョンスとウンチェの愛が理想かと問われたら、違う。
どちらの愛も、両極端で、バランスを欠いていて、狂気じみてる。
そんな気がしました。

キムレウォンが笑顔だったのは最初の数話だけだったなぁ、結局。

いやしかし、なんだか疲れるドラマでした。
あんまり共感もできなかったし、もちろん笑えるお話じゃなかったし。
次は、あんまり体力を消耗しないようなドラマが見たいな。。。

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2006/12/20

『愛してると云って』(第14話)

レンタル版でーーーす。
日テレ版とは進み方が違いまーーーす。
こっちは最終回の一回前でーーーす。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

大僧侶様の荼毘式に参列したヨンチェとビョンス。
そこに、知らせを聞いてイナとヒスも駆けつけます。
着くなり、「ふたりでいたのか」と問いつめ始めるイナ。
場をわきまえてくれというビョンスのことばなどおかまいなし。
見かねて、ヨンチェがイナを連れ出します。

尋常ではないふたりのようすに、ヒスはビョンスを伴いあとを追います。
ヨンチェはイナをあおり、怒りに駆られたふたりは平手の打ち合いをしています。
止めに入ったヒスとビョンスでしたが、勢いでヒスがビョンスを殴ることに。

その夜、落ち着いて荼毘式にもどった4人でしたが、
疲労とショックのため、ビョンスが倒れます。

ヨンチェの実家に運び込まれたビョンス。
自分の家で苦しんでいるというのに、その部屋に入ることもできないヨンチェ。

翌朝、ヨンチェの父に命じられ、ヒスはひとりでソウルにもどります。
またイナも、ビョンスを連れてソウルへと帰って行きました。
残ったヨンチェに、何があったのかと問いつめる母。
ヨンチェは泣きながら、妊娠そのものがウソだったのだと告白します。

ソウルにもどったビョンスですが、意識は回復しません。
苦しそうにしていたかと思えば、ヨンチェの名前を呼んで泣きじゃくる。
そんなことをくり返すビョンスに何もしてやれないことで、
イナは無力さを実感します。そして彼女自身も疲労を溜め込んでいきます。

ヨンチェは、ヒスに別れを切り出します。
ヒスは、下宿を出ていきます。

ビョンスが泣いているーーー
夢を見たヨンチェは夜中、イナの家へと走ります。
そこにはヒスがいました。彼もまたイナに逢いたいと願いながら、
けれど彼女に逢いたいとは言えずにいたのです。
そのヒスを、ヨンチェはあおります。いまからでも遅くはないと、
愛してるとイナに言えば、自分にした仕打ちはすべて許してやる、と。
けれどヒスには言えません。遅いとか、間に合うとか、そんな理由ではなく、
ただ、だれかに「愛している」と言う方法を知らないのです。

相変わらず、ビョンスは目を覚ましません。
ヨンチェの名前を呼び続け、衰弱する一方のビョンスに、
イナはとうとうヨンチェを呼び出します。助けられるなら、やってみろ、と。

下宿から駆け出したヨンチェを、義妹を送ってきたヒスが拾い、
イナの家まで送り届けます。その後、ヒスはイナを呼び出します。
「愛してる」と、もしかしたら言うつもりだったのかもしれません。
けれどイナは、ヒスとの過去のことなど、すっかり忘れてしまったようで。
トルコに行く前にふたりで話したことを思い出してほしい。
ヒスが言えたのは、それで精一杯。

ヨンチェの声を聞いて落ち着いたのか、ビョンスはすやすやと眠ります。

翌朝、何も食べないイナに食事を用意してやるヨンチェ。
そのヨンチェが少し席を外したとき、ビョンスは目を開きます。
ヨンチェがもどったとき、駆け寄り泣きじゃくるイナの肩には、
なだめるようにビョンスが手を置いていました。

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なんだか、ヨンチェがイヤな女になってきたぞ・・・

最初がウソだったんだから、どうしてもう一度やり直しちゃいけないの?
ビョンスが泣いているのにそばにいれないなんて、考えても納得できない。
ふたりをそっとしておけなんて、アジョシはバカのうえに、卑怯ね。
いますぐ部屋に行ってイナに愛してるといったら、あたしは黙って帰る。

これって、どうなの?
心が空っぽになったから、優しくしてくれた人にすがって結婚しちゃった。
なんか、イナも相当ずるくて無責任だけど、ヨンチェはガキね。ただの。

感情だけでつっぱしる女ふたりに、
なんだかいいように振り回されてる気のする男ふたり。
残り1話で、ちゃんと収まるところに収まるのかなぁ。。。

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2006/12/10

『愛してると云って』(第13話)

レンタル版の13話です。
日テレ版よりも、かなぁ〜〜〜り進んでます。


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

ふたりで飲み始めたヨンチェとビョンス。
子どものころ、ふたりで地下都市の設計をしたことを思い出します。
最初は2つだった洞窟が、愛する人を地下に避難させているうちに
いつのまにか巨大な地下都市になってしまったこと、
でもそこに、ふたりだけの隠れ家をつくったこと・・・

酔いつぶれたヨンチェとビョンスの面倒を見るソックァン。
ヒスを呼んでヨンチェを車に押し込み、
ビョンスを背負ってイナの家まで連れ帰ります。
そこには、自身もしたたかに酔ったイナがいました。
「ビョンスの過去を知らないのは私の罪じゃない」
そうくり返してばかりのイナを残して、そっとソックァンは家を辞します。

翌朝。

ヨンチェは出張の荷物をまとめ、何も言わずに家を出ようとします。
彼女がイナの嘘を知ったと聞いたヒスは、話があるなら自分に聞け、と。
引き止めようと伸ばした手を振り払って、ヨンチェは言います。

「さわらないで」

自分を怒鳴りつけて出ていったヨンチェを追いかけるヒス。
落ち着いた彼女にすべてを打ち明けます。
チョイナを止められなかったのも、おまえを拒まなかったのも自分の罪だ。
そう言うヒスに、ヨンチェは違うと言います。
「あなたの罪は、愛し方を知らなかったこと。
 愛に気づけなかったこと、「愛してる」と言えなかったこと」

目を覚ましたビョンスは、部屋でくしゃくしゃのポスターを見つけます。
学生時代にビョンスとヨンチェがモデルになったポスターです。
ビョンスを追って部屋に入って来たイナに、ビョンスは言います。

「どんなにほしくても、あなたを愛する人を使ってはいけなかった。
 考えてください。あなたにもだれかがいたのではないか。
 その人に残酷な試練を与えたのではないか」

ついてしまったシワを耐えて生きていくことができるかよく考えてみる。
そう言って、ビョンスは家を出ていきます。

それきり、ビョンスにも、ヨンチェにも、だれも連絡が取れなくなります。

ヒスとイナは、それぞれにヨンチェの実家を訪れます。
けれどそこに、ふたりが立ち寄ったようすはありませんでした。
ヨンチェの両親に会えなかったふたりは、その夜ともに宿を取ります。
穏やかに、とても穏やかに話すヒスに、ようやくイナは、
ビョンスの言った「あなたを愛する人」の意味を知ります。

そのころ、ビョンスはムルジンにいました。
祖父の墓に参り、いまは空き家となった家へと向かうビョンス。
部屋の中を片づけ、夕食をとり始めたころ、ビョンスを呼ぶ声に振り向くと、
そこには雨に濡れてヨンチェがいました。
お互い、そこに相手がいるとは知らずに、隠れ家に逃げ込んだのでした。

翌日、ヒスとイナは揃ってヨンチェの実家を訪ねます。
ビョンスとヨンチェ、ふたりの場所だという竹林の小道を歩きながら、
イナは言います。「ありがとう」と。
ふたりでいた時間は、決して虚しく過ぎたわけじゃないのだと。
けれど、もうもどれない。そう言うイナの後ろ姿をみつめるヒス。

ヨンチェの両親も、ふたりの居場所を知りませんでした。
この人たちにふたりを止められないなら、もう打つ手はない。
そう言って泣きじゃくるイナを背負いながらヒスは、
やり場のない想いの行き着く先を考えています。

その夜、海辺の家にもどったふたり。ビョンスに遠回しに帰れと言われ、
ヨンチェは問い返します。「私は最初からやりなおせる。あんたは?」
イナがどんなに弱い人間かを知っているビョンスは、
いますぐに彼女を突き放してはしまえません。
少し時間がほしい。そう言うビョンスを理解することができず、
ヨンチェは彼を置いて出ていきます。

暗い部屋の隅で膝を抱えるビョンス。
そこに、出ていったはずのヨンチェがもどって来ます。

「大僧侶様が、亡くなったって」

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


ビョンスばかりかヨンチェにまで、
イナを愛していたのだとさらりと言われてヒスは、
ようやく自分のなかの想いを認識します。
遅すぎたことを、もうもどれないことを悟っているからか、
とても穏やかになってしまう。棘のないことば、敵意のない表情。

その彼を見て、そしてビョンスに言われたことを思い出して、
イナも、ヒスの自分への想いに、そしてふたりの間に流れた時間に、
その時間がどんなに大事なものだったかということに、気づきます。

けれどそれでもイナには、ようやく手に入れたビョンスを
ヨンチェのもとに送り出すという選択肢はなさそうです。
それは、ヒスもよくわかっているようで、
諦めにも似た彼の表情は、なんだかひどくせつない・・・

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2006/11/24

『愛してると云って』(第12話)

BS 日テレで放送中の本作とは進みがかなり違ってきちゃいましたね。
あちらの12話は、レンタルのちょうど9話くらいでしょうか。
こちらの12話は、崩壊の兆しが・・・


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

ヒスとイナの間には、何かがある・・・
ヨンチェは考えのまとまらない頭を抱えたまま、
ソックァンのバイト先に向かいます。そこに現れたのは、ビョンス。
ビョンスなら、何か知っているかもしれない。そう思ったヨンチェは、
ビョンスに聞きますが、逆に尋ねられます。「オ常務に会ったのか?」と。

考えてもらちがあかないと思ったヨンチェは、ヒスの仕事場を訪ねます。
以前にヒスが言っていた「ほかの男を愛した女」というのはイナなのか、
そう問われてヒスは言います。「だれから聞いた? オ先輩か?」

だれだっていい。真っ直ぐな目でまくしたてるヨンチェ。
ヒスを捨てた女がビョンスを愛し、ビョンスに去られた自分とヒスが結婚。
おかしいじゃない、そう言うヨンチェに、ヒスは口を挟ませてもらえません。
弁解する暇もないうちに、泥酔してトイレから出てきたイナを目にしたヨンチェは、ヒスに背を向けて去っていきます。

その夜、ヨンチェは公園のベンチにすわり、考えていました。

翌朝、酔いつぶれたソックァンを背負ってビョンスは下宿に戻ります。
そこには、ヨンチェを待ってまんじりともしない夜を明かしたヒスが。
下宿を出たビョンスは、ヨンチェと行きあいます。
ヨンチェに何かあったと察するビョンスですが、
お互い、自分の抱えてしまった秘密を相手に明かすことはできません。

ヒスから、ヨンチェがオ常務に会いに行くかもと聞かされたイナは、
オ常務に会うと、ヨンチェが訪ねてきても何も言わないでくれと頼みます。
はたして、オ常務を待っていたのはヨンチェではなく、ビョンスでした。
妊娠と流産が嘘だったことをヨンチェには黙っていてほしい。
そう頼みにきたビョンスでしたが、オ常務のことばから、
ヒスとイナが深い関係だったということを知ってしまいます。
ビョンスは、ヒスを呼び出します。

ビョンスに問われるまま、ヒスは真実を口にします。
妊娠が嘘だと知っていながらなぜ止めなかったのかとビョンスに責められ、
ヒスは言います。「止められなかったんだ」と。
生まれて初めて人を愛したと言い、愛されようともがいていたから。
目覚めたら死にかねない夢を見ているイナを、止められなかった、と。
それを聞いて、ビョンスは言います。
「愛してたんですね、チョイナさんを。どれだけ愛したら、
 ほかの男に生まれて初めての愛を感じた女性を見守れるんですか」

ビョンスのことばを聞いて、背を向けたヒス。
追いすがり、なぜヨンチェと結婚したのだと問うビョンスに、ヒスは答えます。
イナに誘惑するように頼まれたからだ、と。けれど自分は誘惑はしなかった。
イナがヨンチェを自分によこし、自分はそれを拒まなかっただけ。

ヨンチェは、オ常務ではなくイナに会いに行きます。
彼女が妊娠と流産が嘘だったことを確かめに来たのだと思ったイナは、
自ら口を開き、そうだと認めます。ヨンチェの驚いた顔には気づかないイナ。

予想もしていなかったことを聞かされたヨンチェは、
考えたすえにイナの家を訪ね、彼女に頼みます。
ビョンスには、その事実を知らせないでほしいーーー

泣き叫ぶでもなく、ヒステリックに怒鳴り散らすでもなく、
ただひたすらにビョンスの心配をするヨンチェを見て、イナは言います。
「あたしだって彼を愛しているのよ!」
それでも冷静に「見事でした」と言うヨンチェ。「完敗でした」と。
けれど背中にイナが投げつけたことばを聞いて、ヨンチェは凍りつきます。
「ビョンスはもう知っている」

ソックァンの店を訪れたヨンチェは、そこに酔いつぶれたビョンスを見ます。
そっと彼の前にすわり、名前を呼ぶヨンチェ。
反応を示さないビョンスの頭に、ヨンチェはそっと触れます。

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言い古されたことだけど、愛は奪うものじゃないよな、と。
だれよりその人を愛したからといって、その人に愛されるわけでも、
たくさん愛したら、その人からも同じだけの愛をもらえるわけでも、ない。
そんなことすら、イナにはわからない。

ビョンスに言われて初めて自覚したようなヒスだけど、
彼のイナに対する愛こそが、ほんとの愛なんじゃないかと思う。
自分が、身を引き裂かれそうなほどつらくても、相手の傷のほうが痛い。
ヒスだけじゃなくって、それはビョンスもヨンチェも同じ。

そう考えると、イナの愛だけがやけに利己的に見えるけれど・・・



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2006/11/08

『愛してると云って』(第11話)

でたっ! あたしが「けっ」って思う瞬間!


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オ常務を訪ねて下宿に来たビョンス。
逃げ回っていたオ常務もとうとう観念し、ビョンスにはっきりと言います。
「妊娠も、流産も、嘘だ」と。
消沈したビョンスはそのまま、ソックァンを誘って出かけます。
飲んでいるうち、ヨンチェの母親の誕生日が明後日だと思い出したビョンス。
ソックァンとビョンスは、終バスに乗り込んで田舎に帰ります。

ヨンチェの傍らには、眉間にシワを寄せて考え込むヒス。
イナの言ったことばが頭をぐるぐると回り、堂々巡りの思考。
そのヒスを見て、問いたいけれど何も問わないヨンチェ。

イナは、ビョンスと連絡が取れないことで焦ります。
ヒスを呼び出して不安だと訴えますが、
そう言われたとて、ヒスにいったい何ができるというのか。
ヒスだって、同じように不安で不安でいたたまれないのに。

翌朝、ビョンスはヨンチェの母を訪ねます。
強く拒んだものの、やはりビョンスを思う母の手料理を食べながら、
ビョンスは思います。ありもしない命のために自分は、
育ての親や、祖父や、尼僧の尼たちの恩を仇で返したのだ、と。

そのころ、ヨンチェとヒスは、ウルチェとともに実家に向かっていました。

ヨンチェが到着する前に家を辞し、再びソックァンと飲むビョンス。
自分に腹が立って仕方がないと言うビョンスに、ソックァンは言います。
「オレを自分だと思って殴れ」と。怒らないと、病気になるぞ、と。

翌日、実家を辞す直前、ヒスはイナからの電話を受けます。
相変わらずビョンスと連絡が取れず不安におののくイナを、
ヒスは放っておくことができません。下宿に到着するなり、
仕事がたまっているからと、靴も脱がずに出かけていきます。

仕事場で、ヒスはイナと会っていました。
不安とイライラで落ち着きのないイナを、ヒスは複雑な想いで眺めます。
じっとしていられないイナが去ろうとしたとき、
夜食を持ってヨンチェが訪れました。また、いっしょにいるこのふたり。
ヨンチェの疑いはいっそう確信を深めていきます。

翌日になっても連絡のないビョンス。手持ち無沙汰で彼の部屋を掃除し、
イナは段ボールにしまい込んだヨンチェとの思い出の品を見つけます。
その夜、ビョンスが会社にいると聞いたイナは、駆けつけて彼を罵ります。

「なぜ私を幽霊みたいに扱うの?
 時間をあげれば努力すると言ったじゃないの。
 待っている間に、私の心はボロボロよ!」

それを聞きながらビョンスが思い出していたのは、
ソックァンのことばでした。「怒らないと病気になるぞ」

なぜ命をダシにするような嘘をついたのか、そう問うビョンス。
穏やかなビョンスが声を荒げるのを聞いて、
イナは、まるでたがが外れたように言い始めます。
「あなたのせいよ! 私にはそれ以外に方法がなかったのよ。
 あなたがあんなにはっきり私を拒まなかったら、
 ほんの少しでも私を哀れんでくれたら、ここまでしなかった!」

ビョンスの怒りは、こんなことで収まるはずがありません。
多くの人の助けで生きることができた自分が、
生まれもしなかった命のために、その人たちを裏切ってしまった。
そう訴えるビョンスを、イナはさらに責め続けます。
「私にはこんなに冷たいのに、自分が裏切った人のことばかりを想うの?」

ビョンスが去り、イナは酒に逃げます。
そのイナから電話を受けたヒスは、仕事を放り投げてイナの元へ向かいます。

CD をバンドに届けるように頼まれたヨンチェ。
ヒスから連絡をうけて「妻が行くから」と言われていたバンドのメンバーは、
ヨンチェを見るなり、言います。「あなたが噂のチョイナさん?」
怪訝そうな顔のヨンチェを見て、彼はさらに言いつのります。
「彼の結婚相手なら、チョイナさんでしょ」

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


日本のドラマってあまり見ないので断定的には言えませんが、
自分が悪いのを恋人に責められたとき、よく韓ドラでは
「あなたのせいよっ!」って反論することがある気がするんですけど、
それも、矛先をどっかに向けようとか、ごまかそうとかじゃなく、
本気でそう思ってる、っていうスタンスで。

これがでると、一気に冷める。
いや、違うな。冷めるんじゃなく、そのセリフを言ったキャラが、
あたしの中で最低人間になって地に落ちるんですね、きっと。

というわけで今回、チョイナが地に落ちました。さよ〜ならぁ〜〜。

とはいえ、ビョンスを全面的に応援しようなどとは思っていず、
やっぱりコトの発端はビョンスがイナに手を出しちゃったことにあるわけで、
その意味では自業自得だもんね。イナの言うことにも一理ある。
自分の過ちは棚に上げて、「おれに裏切らせた」とか言うのは、
やっぱりちょっとどうかと思う。

それからヒスさんですが、
やっぱりイナさんがお好きなようですね。
ヨンチェは、イナを取りもどすための手段に過ぎなさそう。
たとえそうじゃないと言っても、仕事放り投げて泥酔イナを助けに向かう、
これだけでもう充分に言い訳できない立場に自ら行ったね。

しかし・・・
どう収拾をつけるつもりなんでしょうか。

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2006/11/05

『愛してると云って』(第10話)

なにやら不穏な空気ですよ・・・


☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

それぞれに結婚し、新しい生活を始めた4人。
彼らのぎくしゃくとした空気は、職場でも、下宿でも、
周りの人たちに伝染していきます。
ヨンチェもビョンスも仕事を辞める気配などかけらも見せず、むしろ
必要以上に仕事に打ち込んで、余計なことを考えないようにしています。
イナの片棒を担いでしまった格好のオ常務は、罪の意識に苛まれます。

作業中のヒスのもとを訪れたヨンチェ。
食事をしながら、自分はこの仕事が終わったら今後の契約を白紙にするが、
おまえはいつ辞めるのかと問われ、ヨンチェは映画が終わったら、と答えます。
音楽監督のヒスと違って、辞めようと思えばすぐに辞められるヨンチェ。
いつまでも引きずるのは責任感などではなく、ビョンスとの繋がりを断ち切ってしまいたくないからだと知って、ヒスは複雑な顔をします。

ビョンスもまた、耐えていました。
会いたいと言うウルチェやソックァンを冷たく断り、
イナとも相変わらず距離を置き続けています。

映画用の音楽をすべて仕上げてイナに持ってきたヒス。
「あとで聞く」と言うイナに、ヒスは言います。
「昔はまっさきに聞きたがったのにな」
そのヒスの顔を冷たく見つめてイナは、ヨンチェとビョンスを呼ぶと、
4人で食事に行こうと誘います。

訪れた中華料理店では、オ常務が泥酔していました。
泣き叫んで店を飛び出したオ常務を追いかけて、ビョンスが店を出ます。

離婚した妻が再婚すると聞いたオ常務は飲んでは泣き、泣いては飲んで。
うんざりして付き添うビョンス。そばにて守ってやれなかったのなら、
諦めるしかないんだと諭しても、オ常務は受け入れられるはずもなく。
つらくても泣いたり酒に逃げたりしないと言うビョンスに、オ常務は言います。
「そんな立派な男が、おれなんかの嘘に引っかかって好きな女を捨てたのか?」
「嘘」ということばに反応するビョンス。オ常務は続けます。
「妊娠もしてないのに流産するわけないだろ」

恐ろしいほどの剣幕で問いつめるビョンスに、突然我に返るオ常務。
それきり彼は、何をどう聞いても答えることはありませんでした。
おぶって会社まで連れて帰ったビョンスでしたが、
ちょっと目を離したすきに、オ常務は消えていました。

オ常務は、ヒスを訪ねてヨンチェの下宿に行きます。
相変わらず泥酔しているオ常務をソックァンの部屋に寝かせるヒス。
オ常務に気づいたソックァンはビョンスに電話をします。

どうしてもオ常務にことの真相を確かめなければならないと、
ビョンスは会社を出て下宿へと向かいます。そこに、外泊し、
電話にも出なかったビョンスを心配したイナが出勤してきます。
どこに行くのかと問われて、氷のように冷たい目でイナを見ながら、
ビョンスはオ常務に聞きたいことがあるので下宿に行く、と告げます。

ビョンスが何かを知ったに違いないと慌てたイナは、ヒスに電話します。
眠ったまま出ようとしないヒスに、ヨンチェが電話を手渡します。
ウィンドウには「チョイナ」の文字が。
電話を受けたヒスのことばに、今度はヨンチェが反応します。
「おれたちのことを? ビョンスがなんだって?」
仕事のことではないとわかったヨンチェに問われて、ごまかすヒス。
「それは、“言えない”ってことよ。わかった。もう聞かない」

ヨンチェは思い出していました。
新婚旅行先でイナとビョンスに会ってしまったとき、
イナを傍らに連れ出して話していたヒスの様子がおかしかったことを・・・

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆


ま、もれるとしたらここしかないだろう、というか、
もらすために存在してるようなキャラのオ常務が、
ビョンスにぽろっと妊娠と流産の真相を言ってしまって、
酔っぱらいの言うことだというのもあるでしょうし、
きっちり確かめなくちゃと、久々に凛とした顔のビョンスでした。
相変わらず笑いませんけどね。

ヨンチェが暗い顔しているのはともかくとしても、
イナはこんなビョンスがほしかったのかなぁ、と、毎回思う。
こんな、抜け殻みたいのがほしかったわけじゃないでしょうに。

ヒスの真意が、やっぱりわかんないです。
仕事が煮詰まって、ついヨンチェにつらく当たってしまっても、
ちゃんとフォロー入れてるし、ヨンチェが仕事を辞めない、
辞められない理由がビョンスなんだとわかって、
相変わらず彼女の心にいるのはビョンスなんだと思い知らされて気分悪くしてるのとか、どの程度までプライドで、どの程度まで愛情なんだろう、って。

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2006/11/02

『愛してると云って』(第9話)

第9話のタイトルが「入れ替わったパートナー」。意味深です。


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ビョンスがイナを「あの人」を呼ぶのを聞いて、かすかに繋がっていた
ヨンチェの希望の糸が、ぷつりと音をたてて切れます。
ひとりで耐えきれず、ヨンチェはスタジオのヒスを訪れます。
もうすべて、本当に終わったんだと静かに言うヨンチェに、
ヒスは言います。「結婚しよう」と。

ヒスはイナに会い、ヨンチェと結婚すると告げます。彼女を愛している、と。
とたんに表情をくもらせるイナ。まるで信じられないとでもいうように。
その表情が、ヒスを喜ばせます。嫉妬されているのだ、と。
けれど次にイナの口から出たことばに、ヒスは打ちのめされます。

「どうしていまなの? ようやく彼の気をひくために、
 嘘をつかなくてよくなってきたのに。風邪をひいたと聞いただけで
 飛び出すのよ。結婚なんて聞いたら・・・ なんでいまなのよ!」

ヒスはこの結婚はヨンチェの希望だと言います。
「見せつけるように先に結婚したいんだ。痛いほど理解できる」
怒りに任せ、ヒスは続けます。
どうせなら新婚旅行も同じホテルに泊まろう。
自分の相手がだれか、混乱しないようにはっきりさせよう、と。

イナからヨンチェの結婚の話を聞いたビョンスは、
たまらずヨンチェに会いに出かけます。
けれどふたりではなしたところで、答えが見つかるはずもありません。
ふたりの間には修復不可能な溝があることを認識するだけ。

ヨンチェが結婚すると聞いて初めて、ビョンスは知ります。
彼女がこれまで、どれほどつらい思いをしてきたか、ということを。
お互いに想いを残したままでいるからつらいのだと、
ビョンスはヨンチェへの想いを断ち切らなければと決心します。
そうして、イナに促されるまま、会社からイナの家へと移り住みます。

ビョンスが訪れてから時をおかずして、今度はヨンチェが、
ヒスを伴って実家にあいさつへ訪れます。
なかなか首を縦に振らないヨンチェの両親でしたが、
頭を下げ続けるヒスに、とうとうヨンチェの父が折れます。
とうてい娘が正しい判断をしているとは思えないヨンチェの父は、
結婚後しばらく、ヨンチェの下宿に同居することという条件をつけます。
下宿の寮母が、きっと力になってくれるだろうことを期待して。

ふたりが式のドレスを見にでかけると、
そこには衣装合わせ中のイナとビョンスがいました。
そろって食事に出かける4人。
と、ビョンスが席を外した隙に、イナがヨンチェに尋ねます。
夜中に眠りながら泣きじゃくっているのだけど、どうしたらいいか、と。
なんとか受け答えたヨンチェがビョンスと入れ替わりに席を外すと、
今度はヒスがビョンスに聞きます。ヨンチェのすきな食べ物はなにか、と。

お互いの結婚式に出ること、そうして現実を見ることを約束したふたり。
時をおかずして行われた二組の結婚式を、なんとかやり過ごしたふたり。

そうして訪れた新婚旅行先でガチガチに緊張しているヨンチェを見て、
傷を負って血を流しているヨンチェを抱きしめることはできないと言うヒス。
しばらくは、よりそってつらい時をやり過ごそう、と。

ところが外に出ようとエレベーターを降りたふたりの目の前には、
イナとビョンスが立っていました。すべて、イナの計画通りに。
どういうつもりだと問いつめるヒスに、イナは言います。
「あなたのアイデアよ。いい考えじゃない。
 自分の相手がだれか確認するのに、最善の方法よ」

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というわけで、怖いんですよ、イナが。

「恥ずかしい恋愛してみたぁ〜〜〜い」とか言って、
ホラー映画見て「きゃぁ」とかビョンスに抱きついてみたり、
くねくね腰をくねらせて、首までかしげてビョンスに手を差し出したり、
その一方で、ヨンチェたちのホテル調べあげて自分も予約したり、
心配でしょうがないのぉ〜って顔して、ヨンチェに
ビョンスの夜泣きの相談したりするんですよ、このご仁は。あり得んて。

ヒスしぃも、ようやく彼女のホントの顔を知ったわけですが、
彼はどうなんだ、それでもやっぱりイナを取り戻したいのかな。
それはプライドなのかな、それとも愛の成せる技なのかな。
あの女たらしのヒスさんが、ヨンチェに手を出さないって宣言して、
それってホントにヨンチェを想っているからなのか、
それとも、ヨンチェにはこれっぽっちも興味がないのか、
そのあたりも判然としないんですが、どうなんだろうか・・・

こうなってくると、
最初のころにいいイメージを持たなかったヨンチェが、
がぜんかわいそうになってきました。
ヒスさんも、相変わらず「あわれぇ」なかんじがよろしいです。

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2006/11/01

『愛してると云って』(第8話)

わかんない・・・
ってゆーーか、怖すぎ、イナ。


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熱が下がったヨンチェは、ビョンスを忘れたいと田舎に帰ります。
けれどどこに逃げても、ビョンスの影を自分から追い払うことができません。
そのヨンチェを、ヒスが訪ねてきます。
彼には、素直に自分の苦しみをぶつけることができるヨンチェ。

ソウルに戻り、映画の製作発表会から仕事に復帰したヨンチェ。
けれど、その彼女に追い打ちをかけるようにイナが取り出したのは、
結婚式の招待状でした。それを見て凍りついたのは、ヒスもまた同じ。

ビョンスの決断に、そしてそれを受け入れたヨンチェに、
周囲は戸惑いと怒りを隠すことができません。
けれどそれは、ヨンチェをさらに苦しめることにほかならないのです。

映画の音楽を任されているヒスは、
口説きたいバンドがいるからとヨンチェを呼び出します。
そうして少しでもヨンチェの気を紛らわそうとするヒスですが、
その努力も虚しく、たった一本の電話がヨンチェを突き落とします。
それは、ビョンスがイナを伴って実家に来たという妹からの知らせでした。

まずは育ての親であるヨンチェの両親に、そしてその後は寺に。
けれど行く先々でイナは、一見優しげに見える、
けれど決然とした拒絶に合います。ビョンスの相手はおまえではない、と。
それは、イナがソウルに戻ってからも続きます。

泣き明かしたその夜、ヨンチェは再びヒスに言います。「結婚しよう」と。
だれかに支えになってもらわなければ壊れてしまいそうだから、
でも、結婚を大事に思っている人に頼るのは申し訳ないからと、
ヒスが以前に結婚を大事だと思っていないと言ったことを覚えていたヨンチェは、そうヒスに言いますが、ヒスは笑って答えます。
「ほかのだれにでもなく、このおれにすがりたくなったら、
 そのときプロポーズしろ。真剣に考える」

翌朝、下宿にはだれもいませんでした。
ヨンチェは早朝からヒスに呼び出されてジョギングをし、
それ以外のメンバーはイナの会社に抗議に向かっていました。
「ビョンスを返せ」と。

だれもが自分を認めようとしない。
ビョンスひとりを手に入れたいだけなのに、
これほど多くの人に憎まれなければならないなんてーーー
泣きながら訴えるイナを見てビョンスは、ヨンチェに電話をかけます。

「ソックァンやウルチぇを連れて帰ってくれ。あの人が苦しんでる」

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「宝をプレゼントするわ」とか言って、
結婚式の招待状をウンチェに渡す冷酷さと、
「私はどれだけ憎まれれば済むの?」とぼろぼろ涙を流すのと、
どちらがほんとのイナなのか・・・ 永遠のナゾ。

永遠のナゾといえば、ヒスの真意も永遠のナゾですな。
あの夜型人間が、朝いちばんにウンチェの下宿に行くなんて、
それはよっぽどの想いがないとできないと思うのだけど、
その想いって、イナへのものなのか、ヨンチェへのものなのか・・・

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2006/10/29

『愛してると云って』(第7話)

あたしはこのドラマをレンタル DVD で見てるのですが、
どうやら現在放送中の BS 日テレとは、区切れ目がずれてる模様。
あちらは第8話の放送が終わったようですが、
それが、この第7話とかぶってるかんじです。

それにしても、レウォンくんがまったく笑わない・・・


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ビョンスは下宿を出ていきます。当分は、会社で寝泊まりしようと。
終始、この世の終わりのような顔をしているビョンスを見て、
ヨンチェは強がって、笑顔を見せて別れますが、
彼女はわかっていませんでした。それがどんなにつらいものか…。

ビョンスが出ていった日、ヨンチェを慰めようと、
妹や同郷の友人がヨンチェとすごします。
心に穴があいてしまったヨンチェは、だれかれ構わず言います。
「私と結婚しない?」と。
夜になり、酔って電話したヒスにも、ヨンチェは同じことを言います。

その日、打ち合わせでイナの会社に行き、大きな荷物を抱えて
会社に出てきたビョンスを心配そうに追いかけるイナを見て、
言いようのない嫉妬の塊を胸に抱え込んだヒス。
ヨンチェを迎えに行き、彼女を貸し切りの映画館に連れ出します。
ヨンチェを落とすことが、イナを取り戻す最後の賭けだと信じて。

映画の途中、ヨンチェは突然立ち上がると、
「ビョンスのところに行かなくちゃ」
そう言って、その場を去ります。追いかけ、会社まで送るヒス。

けれどふたりが見たものは、屋上で抱き合うビョンスとイナでした。
ビョンスが心配で会社にやってきたイナは、屋上で彼を見つけると、
ビョンスが飛び降りる気なのではと思い込んで、
泣きながらヨンチェのもとに帰りなさいと言っていたのでした。
けれど、ビョンスがヨンチェのもとに戻れるはずもなく、
そうして泣かせてしまったイナに申し訳ないというきもちを抱えて、
ビョンスはイナを抱き寄せたのでした。

ようやく、ビョンスはもう自分のものではないと実感したヨンチェ。
突然襲ってきたのは、恐怖でした。ビョンスが隣にない、恐怖。
そのヨンチェのそばにいて彼女を支えてくれているのは、ヒスでした。
どうして自分に優しくしてくれるのかと問うヨンチェに、ヒスは答えます。
愛なんて、結婚なんてどうでもいいと思っていたのに、
そして彼女もそうだったはずなのに、彼女はほかの男を愛してしまった、と。
いまは、お互いに支えが必要なんだ。元気になるまで。
そう言うヒスを、うつろな目で見つめるヨンチェ。

その日から、ヨンチェは40度の高熱を出して寝込んでしまいます。
見かねたヨンチェの妹たちが、会社にビョンスを訪ねていきます。
ちょうどそのとき、イナに結婚を申し込んだビョンスでしたが、
ヨンチェのことを聞くや、会社を飛び出して行ってしまいます。

いまヨンチェのところに行ったら、二度と帰ってこないかもしれないーーー
不安で仕方のないイナは、オ常務に泣いて懇願し、ビョンスに電話をかけてもらいます。

イナが倒れた。流産したようだ。
これはイナの賭けでした。子どもがいなければ繋ぎ止められないかもしれない。
けれどこのままヨンチェのもとに行かせて戻ってこないのなら、
ほかに、彼女がビョンスを呼び戻すことのできる手段はありません。
はたして、ビョンスは、ヨンチェに会わないまま、イナのもとにもどります。

ベッドで休むイナに、ビョンスは言います。
ヨンチェの両親は自分の親も同然だから、反対されるかもしれないけれど、
一度、あいさつに行こう、と。そして、寺にも行かなければ、と。

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レウォンくんがあまりに気の毒で、見てられないかんじなんですけど、
よく考えてみると、まあ自業自得な部分もなきにしもあらずですが、
それにしてもイナは手段を選ばない怖い女です。
しかも最近は殊勝な顔してヒドイことしてるので、
ある意味、すべて計算づくでやってるよりもコワイです。

だがしかし・・・

なるべくしてなったという気がしないでもないですが、
というのも、ついつい主役に横恋慕してるキャラ、もしくは主役の愛する彼の恋敵に感情移入してしまう傾向の強いあたしとしては、ヒスが気になる・・・
こうなるとキムソンスがかっこよく見えてくるから不思議です。
声まですてきに聞こえてきてしまうのは、もう病気かもしれません。

愛? はっ! そんなものがなんの役に立つって言うんだよ?
とか心底思っていた彼が、あるときふいに自分がだれかを愛してたことに気づくのですが、ときすでに遅し、彼女は自分に背を向けて行ってしまう。
というか、背を向けられて初めて、自分の中の愛に気づいたわけで、
ここで突然パニクって、なじってみたり、すがってみたり、するわけです。
当然のことながら彼女が振り向いて戻ってきてくれるはずもなく、
いまに見てろ! とか思って彼女を睨みつけて強気で立ち去るんだけど、
でも、ひとりになると、肩を落としてじーーーっと地面見つめちゃう。
ああぁぁぁ、あはれなりぃ。。。

というかんじで、キムソンスにハマり気味です。

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2006/10/02

『愛してると云って』(第5・6話)

見てるこっちも、イナのどれがホントで、どれがウソなのか、
だんだんわかんなくなってきました・・・


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ビョンスは、育った寺に戻っていました。
ビョンスを探しに、イナと、そしてヨンチェが訪れます。
イナはビョンスに会わせてもらえませんでしたが、
ヨンチェはビョンスと会い、すべてを彼から聞きます。

苦悩の夜を過ごし、ヨンチェは心を決めます。ビョンスをあきらめない、と。
彼を一生側においておき、一生、彼を苦しめて生きることにしよう、と。
でもそれは、これほどまでに愛した彼を失えない彼女なりの言い方。

ヨンチェから電話を受けたヒスは、イナに電話をします。
イナをあきらめたくないヒスは、言います。「おまえの負けだよ」
けれどこれが、イナに捨て身のウソをつかせる結果となってしまいます。

竹林でビョンスを待つヨンチェを、イナが見つけます。
彼は渡さないと言うヨンチェに、イナが言います。「妊娠したの」
ヨンチェにとって、これでゲームオーバー。
追いすがるビョンスを振り切って、ヨンチェは汽車に乗り込みます。

けれどヨンチェからイナが妊娠したと聞いたヒスは、彼女の嘘を見抜きます。
イナがゲームを楽しむのなら、自分もそれに参加してやると強がるヒスは、
妊娠が嘘であることをヨンチェに伝えると、そうイナに告げて電話を切ります。

けれどヒスは、ヨンチェに真実を告げることができませんでした。
自分が壊れそうに傷ついてなお、ビョンスを心配して涙を流すヨンチェを、
ヒスは愛おしく思っている自分に気づいたから・・・

親がいずに育ったビョンスに、子どもを捨て置くことなどできませんでした。
ビョンスはイナを呼び出し、時間をくれと頼みます。
身辺を整理し、落ち込んでどうしようもなくなったヨンチェに一度だけ会い、
そうしたら、イナのものになるから、と。

イナの結婚話を第三者から聞かされたヒス。
ビョンスとの恋愛ごっこに飽きれば、イナは自分のもとに戻ってくる。
心の片隅でそう思っていたヒスは、復讐を誓います。
ヨンチェとしあわせに結婚する姿をイナに見せてやろう、と。

時間が経つにつれ、ビョンスがもう自分のものでないと実感するヨンチェ。
悲しみに押しつぶされそうになりながら、ヨンチェはヒスに電話をします。
仕事に没頭していたヒスは、ヨンチェのことばを聞いて息を飲みます。
「結婚しませんか、わたしたち・・・」

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もうこんなの、愛でもなんでもない。
イナの嘘も、ビョンスの決断も、ヒスの決意も、ヨンチェの提案も。

イナだけは、ほんとうに何を考えてるのか、怖い気がします。
どこまで演技で、どこまでが本心なのか、ちょっと見えない。
ビョンスとヨンチェとの歳月に嫉妬して涙を流してるかと思えば、
「あたし結婚するみたい」ふふ、なんつって不敵に笑っていたり、
化粧もしないでヒスの家に問いただしに行ったりもするくせに、
「それを言ったら、あたしたちの関係はほんとうに終わりよ」
なんて、もうとっくに終わったと、ちょっと前に宣言してたくせに・・・

百戦錬磨のこんなねえさんに、純粋培養のヨンチェが対抗できるはずもなく。
でも、ヒスと組んだら、ちょっとは光明が見えるんでしょうかね。
ま、見えたとしても、さっきも書いたように、それはもう愛じゃないけどね。

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